とタイトルだけ見たら、実に地味な記事であるが・・・・
そうは問屋が卸さないのがこのブログである。いや、私は普通に隣町の歴史や伝統などを真面目に知りたいがために足を運んだんだよ。
ね、現にさぁー博物館行く前に既にトラクター祭りでエネルギー使っちゃっているしね。
詳しくはこちら
もうマニアからしたらたまらないイベントやったわけね。別にトラクターオタクでは決してないけれど、これは血湧き肉踊ったわ。(誰かこの人どうかして!)
で、隣町のTramin(独)Termeno(伊)の中心の広場にある
こじんまりとした
郷土博物館
名前が・・・・
・・・・・・
・・・・・・
読めねーよ!
何?私は英語かドイツ語の発音を習いにここへ来たのか?ええ?こんなアルファベット見たことねーよ!いや英語の発音記号を習ったときに見た以来やぞこれ。ていうかこんなの普通にしれっと固有名詞として使うのか?
もう入り口入る前から突っ込み倒しの博物館である。どうやらホームページによると「Hoamet」と発音するようである。
なんでわざわざ博物館の名前に発音記号を取り入れているのかというと
南チロルのドイツ語は、やたら「a」と「o」の発音の種類が多いから
初級レベルだとドイツ語で「何」を表す「was」は
「wos」
と発音する。このルールをまずは頭に入れて南チロルで話されるドイツ語を聞くのに備えると良い。
(まずないわ!)
で、おそらく館内は写真禁止だろうと勝手に思って博物館の写真は入り口のみだが、展示内容はこじんまりとした館内だったが歴史を初め町の発展や、農業の発達、戦争の歴史、伝統行事のことが実に事細かく書かれていて、入り口に飾られていた町の神話みたいなものが面白くて黙々と読んでいたら
「あの人・・・あれを読んでいるの?」
「なんかぶつぶつ言っているわね・・・」
(ぶつぶつ言いながらテキスト読む私)
「ちゃんとドイツ語読めるみたいよ!一生懸命読んでいるわ。」
「あれを読んでいるなんて面白いわね、あの人(私)」
・・・・・・
色々言ってんな、
おばちゃん達よう!
聞こえてるっちゅーねん!
実はこの神話チックなものは実はフラクトゥールという書体で書かれていて、なんか知らんけれどこの書体で書かれていると俄然読む気が出て来て最後まで読もうとする私。
デザインとかも綺麗やし多分海外の人が日本の書道を見て何書いているのか読むのと同じやと思う。
まあそんな感じで、博物館では普段では考えられない量のドイツ語、しかも南チロル訛りを読んだので
脳へのダメージが尋常ではない。
正直体動かすより、こっちの方がしんどいわ(アフォの典型的な例)
果たして私はこの後、先週歩いた自然散歩道を歩きに行くのだが、歩けるのだろうか?
非常に心配
なので念のために・・・・
アイス補給
いや違うだろ!
数少ないアイス屋さんだが、ここのアイスは種類こそ少ないが非常に美味しい。アレルギーの関係で果物のソルベしか選べないが。
今回はイチゴ味とオレンジとニンジン味を選んだ。
イチゴは安定のこの時期の味、そして初挑戦のオレンジとニンジンのソルベが意外と美味しい!これリピートやな。もう少し季節が進むとベリー系のソルベが増えてくるので楽しみだ。
こうして何とかリカバリーをして自然散歩道に向かった。
頑張るニャ
🍀🍀🍀🍀🍀🍀
イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。
↓予定していたより刺激的な事が多い
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