さてアイスホッケーの世界選手権が終わり、

 

ジロ・ディ・

イタリア

テレビでガン見しております。




イタリアの田園風景を激走


これから凡そ三週間、熱い戦いが行われます。またレース中に走行中の街の説明や歴史の話もあるのでなかなか面白いのだ。

 

かたや明日の幾何のテストの為に勉強している娘ですが・・・・多分この調子だと適当に勉強していそうなので、後で息子にチェックしてもらおうと考え中。

 



ダラダラやっているのよ。



余談だが昨日息子は無事?20歳の誕生日を迎えた。正直意味がわからない。今年も誕生日ケーキは去年と同じアイスケーキがいいというので隣町のアイス屋さんで注文。チョコレートベースのものにした。

 


アイスの味は好きなものが選べます。


余談はこの辺にして・・・・

 

娘なのだが、2歳半で南チロルにやってきたのでマインドは完全に南チロル人である。寒さの耐久度も南チロル人である。

 

「お母さん、学校の帰りにアリーナ行った時にしばらく待っていたら日本代表の人らが来てな、選手の一人が娘ちゃんがキュロットパンツを履いていたから

 

『寒くないの?』

 

って聞かれたわ。」

 

うん、普通寒いと思う。なんでキュロットパンツ履いていった?と思ったわ。

 

寒くないらしい。逆に暑いのはダメらしく、去年日本に帰った時に

 

そろそろ暑くなり始めるね

 

ぐらいの名古屋でぐったりやったもんな。

(その割にはポケモンセンターで血眼になってグッズ買っていたけどな)

 

そんな南チロルマインドな娘が人の名前を呼ぶ時に

 

下の名前に「さん」づけで呼ぶのである。

 

例えば私の友人の「エリカさん」とか、そんな風に呼ぶわけだ。

これが彼女のデフォルトな訳だが

 

それを選手の名前を言う時にね非常に違和感を感じるわけですよ。

 

例えば先月行われたTour of the Alpsに

TEAM UKYO から参戦されていた日本人ライダーの

 

石橋学選手

 





今大会はドロミテが化け物に変わってしまい脱落者が続出する恐ろしいレースとなったのだが、参戦した日本人の中で唯一全行程を完走された辛抱強い選手である。

娘が滞在している宿舎に行った時にサインをお願いしたら


「僕のでよければ」


という控えめな態度にひどく胸を打たれたらしく一気にファンになった模様。


「お母さん、


学さんがね

 

・・・・・


学さんって誰だよ?お母さんに紹介したい人か?みたいなモードになるんですよね。

日本人の感覚からしたら

「石橋選手」せめて「石橋さん」となるわけで

敬称で「学さん」はない訳なんだが、娘はどうもその辺がいまいち掴めず・・・

再びアイスホッケーでも選手の下の名前で呼ぶ事態が発生した。


「お母さん、試合前の練習でさぁ


健太さんが

 

・・・・・・


健太さんって誰やねん!

もうお母さんにこれ以上名前を増やさないでくれ!

 

「健太さんやん!ほらチョンマゲの」

 

高木選手な!

真顔真顔真顔真顔真顔

 




そうすると他のアイスホッケーの選手も

下の名前で呼ぶのか?というと

 

炎のストライカーの佐藤優選手は「佐藤選手」やし、

「成澤さん」「大津さん」「中島さん」・・・・・

 

なんで?ねえなんで?高木選手だけ


 

健太さん?

 

お母さん

紅茶用意した方が

いい?

必要ない

 

で、この妙な呼び方を旦那が見逃すはずが無く

 

「ねえ、じゃあ、学さんと健太さんと

 

パパだと

誰が一番かっこいいの?」

 

アホなん?

うちの旦那ほんまアホなん?

 

「お前みたいなハゲは絶対ないわ、ボケ!」

 

秒速で却下・・・・

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

「じゃあ、学さんと健太さんでは?」

 

「うーん、そうだなぁ・・・・

 

ワクワクするね

 



・・・・・


 

ジョバンニさん」


 

・・・・・真顔



ジョバンニどこから来た?????


どこのジョバンニ?

アイスホッケーにジョバンニはいないな?

慈英さんと和輝さんよね

 

一体どこのジョバンニやねん!

 

「ねえねえ娘ちゃん、ジョバンニって誰よ?

お母さん息子くんの友達のジョバンニくんしか

知らんで。」

 

「あー学さんのチームのイタリア人の

ジョバンニさん。」

 

どうやら石橋選手が所属する

TEAM UKYO のイタリア人選手

カルボーニ・ジョバンニ選手やわ。

 




「あんた喋ったん?」

 

「ううん、けどバールで喋っている雰囲気とか見た感じが一番素敵やった。」

 

「サインもうたらよかったやん。」

 

「えええっ!恥ずかしいわ。」

 

ウソやん

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


もうお母さんわからないわ。


そもそもなんでな


「選択肢AとBがあります。どちらですか?」


って聞かれて

 



ω(オメガ)


って答えるようなもんやで。

 

なに?

この侍の一騎打ちに

突然グラディエーター

娘かっさらうみたいな構図は!

 

意味が全くわからないのだよ。

 

旦那は娘がどこのジョバンニを気に入っているか秒速で調べてチェックしていたわ。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き





世の中のお父さんお疲れ様です。

 

なかなか読み進められへんわ



そんな訳で・・・・

取りあえず明日の幾何のテスト頑張ってくれ。

 


 🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。



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↓相変わらず「学さん」「健太さん」である