いやいやいやいや・・・
まさかこんなアイスホッケー一色の一週間になるとは思いもよらなんだ。
さて第5戦は対戦カード見た時から、この試合が最大の山場だろうなぁ〜と思っていたら案の定
すごい人である。地元のイタリアがグループ首位の日本に勝ったら逆転グループ優勝というイタリアにも大事な試合であった。
地元かイタリアかなんだか知らねーが、そんな事に忖度している場合ではないんだよ。
と相変わらず煽られっぱなしの村人AとB(私と娘)とは裏腹に至って冷静な日本代表の選手たち(ほんま見習えよな)
しかし今までとは比べ物にならないぐらいの完全アウェイである。そこになんだか火がついてしまった娘がイタリアの応援団の拡声器をもろともしない声援を送る。もちろんそんな状況でも自分たちのプレーでゲームを進める日本代表。
怒涛のゴールラッシュ!
この日も安心感いっぱいのGK1黒丸選手。娘はテストの時は黒丸選手の写真をスマホの待ち受けにしようかと言っている。
それにしてもイタリアのプレーの煽りが半端ない。「氷上の格闘技」という異名を持ち、接触プレーのスポーツだからガツガツやり合うのはある程度は仕方ないが
普通に
首絞めたり
頭ブン殴ったり
足元狙ってスライディング
壁に思いっきりぶち当てる
おいおい、おばさんリンクに降りちゃうよ(ヤメテ)
そんな中でも煽りに負けずに
追加得点を取る日本代表🇯🇵
1st period は4-0で終了。若干しょんぼりムードが漂う。
知ったこっちゃねーわ。
2nd periodは試合の硬直状態が続く。相変わらずのラフプレーに選手も対応が大変である。イタリアはなんとしても点を取るために完全に選手を潰しにきているなかなかエグいプレーを続ける。
そしてイタリアが念願の1点を返す。会場が歓声に包まれる。これは仕方ない。娘が負けずに日本代表に声援を送り続ける。調子に乗った
騒ぎたいだけの
自称
応援団
中身は暇な男子高校生(数学のテストの猛攻かけたろか!)
カッコつけて太鼓やら拡声器で応援コールし始めるが
全然噛み合わず
娘の一喝
頑
張
れ
ぇ
ぇ
ぇ
!
に爆死。娘の爆音声援に途中から会場に来ていたハンガリー代表の選手たちが一斉に振り向いて目をむいていた。因みに娘は食事中に話していてもボリュームは「校庭でスポーツする時に声を出す大きさ」で話す。あの声量のボリュームは一体どうなっているのか親の私もわからない。
収まることがないイタリアのラフプレーに体力の消耗も普段以上だろう。それでも確実にチャンスをものにして得点していく日本代表。強い!
最終ピリオドも決してイタリアを乗せるようなことをしてはいけない。煽りに絶対乗ってはいけないを自分に言い聞かせてプレーする選手たち。普通にラリアット喰らった選手もいた。こんなプロレス技喰らってもファールも出ないし、喰らった方がキレたら負けとかなんだそれ?って。これはもうブチギレているのを氷上プレーでぶちかまし、試合後に「キレてましたか?」と訊かれても「キレちゃ〜いないよ。」とニッコリ笑って答える余裕がないといけないのである。ティーン女子に長州レベルとかあり得ないのだが、それが世界で戦う事である(?)
イタリアもなんとか追加得点が欲しい。怒涛の勢いで点取り屋たちが攻めてくる。
あともう少しだ!頑張れ!なんとか集中を切らさないように、丁寧に丁寧に集中して最後まで戦った日本代表
この日のMVPは#16 小平梅花選手 得点にも多く絡んで大活躍でした。試合中に小平選手のスティックが飛ばされて拾いにいけない。小平選手はスティックを持たずにすぐにポジションに戻り、イタリアの選手がショットを打ってくるコースに体を入れてコースブロック!おばさんは見逃さなかった。スコア上には決して出ることはないが、こういうプレーは無茶苦茶大事である。因みに#2 岸部冴萊沙選手のディフェンスの渋さは初戦のデンマーク戦から光っていて、私は動体視力が著しく劣っているのを理由に岸部選手のコースブロックをずっと観察していた(表現がキモいから)
こうして無事に女子アイスホッケーU18日本代表はグループ優勝!良かった、本当に良かった。これでトップDiv.に返り咲きだね!トップディビジョンってどんなのかな?と、現在スイスで行われている試合を観たらね…
デカくて
速い
ナニコレ、こんなのと試合するんか。イタリアの煽りなんて正直可愛いレベルやん…
という訳で、我が村々の集まる地域では初の世界大会規模のイベントであった女子アイスホッケーU18の大会は無事日本の全勝優勝で閉幕。
今回はここまで。次の記事で試合後の表彰式や、そのあとの選手の素顔などをお届けします。最後にはまさかのあの人が…
↓女子アイスホッケーU18日本代表おめでとう!
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