大会もいよいよ佳境に・・・
第4戦はおフランスと試合。
前日におフランスはイタリアと試合していたが、
お互い
煽り倒しの
つかみ合い
殴り合い
喧嘩上等
であった。
アイスホッケーでの乱闘は試合の見せ場の一つと私は考えているが(やめなさい)まさかの女子でもそれは起こる。2ndピリオドでつかみ合いの喧嘩勃発!ボケナス度が半端ない。あの乱闘シーンを見て中高の体育祭を思い出してしまった(女子校は危険である)
さて、そんな煽り気質伴うおフランスであるが・・・
なんかね、朝からね、下のスーパーの駐車場にずっと停まっているのよ、この車が
というなんだか私も「朝からおフランス」な空気である。
会場は平日の19:30の試合だが、おフランスの応援団はこんな感じ。
ジャパーン!
わかったよ、やるよ、やりますよ。おばさん頑張って応援しますよ。娘は学校から歴史と地理の宿題が出た為に自宅待機。
さあ!頑張って日本🇯🇵
おフランスはなかなかラフプレーである。日本は煽られる事なく確実に試合を進めていく。
この大会で圧倒的なディフェンス力を発揮するのが日本代表である。GK1の黒丸選手の鉄壁はもとい、ディフェンダーがきっちりシュートコースを締めたり、GKが仕事しやすいようにお膳立てしている事も忘れてはいけない。そしていつでも出る準備ができているGK 30 岩下めい選手の気合いの入った表情も後押ししている。
しかしながら失点する時もある。私も「あっ」と思った時にはスルスルスルと…この動体視力が著しく鈍った私でさえもパックの軌跡が捉えられるぐらいのフランスのショットが決まった。まあ仕方ない、アイスホッケーは「点を取る」スポーツである。「弘法も筆のあやまり」である。
しかしそんな事で気落ちなどするメンタリティではないのが日本代表。「取られたら取り返す」
前試合のMVPの#17 沼邊亜澄選手の先制点に続き #14 後藤こころ選手(球際が強くて、むっちゃ応援してしまう) #9 奥村菜月選手がゴールに叩き込む。
2nd ピリオドは、まさかのフランスが先制点を挙げる。流石に日本から1万キロ離れた完全アウェイでの4試合。疲労も出てくる頃だろう。
しかし、お待たせしました。初戦から「闘魂の主将」として全力でチーム全体、全てを背負ってプレーしていたキャプテン6 佐藤虹羽選手が
ガッツリ
叩き込んでくれました!
おばさん大興奮
鬼の形相がずっと続いていた彼女から溢れた笑顔は最高である。
主将の反撃の狼煙はチームの士気を上げるには効果覿面であった。3rd ピリオドでもゴールを決める。
この仲良し感が良い。
そしておフランスにとどめを刺したのが
#16 小平梅花選手である。スコーン!とゴールに叩き込んだ!痛快である。
途中ハラハラしたものの、こんな何もアイスホッケーが分かっていないおばさんの気持ちなど吹き飛ばしてくれるかの如く日本代表は🇫🇷2-6🇯🇵 で圧勝!
MVPは闘志の主将6佐藤虹羽選手。
ヒーローインタビューは英語で行われるが、英語が苦手な選手には他の選手が通訳としてサポートする。これは日本チームだけではなく、おフランスもそうやったし、選手によっては「ドイツ語で」「イタリア語で」とリクエストする。今回の日本代表のヒーローインタビューも#7寺内姫夏選手が通訳としてサポート。試合後にへとへとで非英語話者のおっさんの何が出るかわからない英語を訳すとか何の罰ゲームやねん!って思う。今回のおっさんの質問は少し長かった。そのために寺内選手は訳す途中でおっさんが何を言ったのか忘れたのだろう。丁度私の下でヒーローインタビューを見守っていた監督が
「長かったから忘れちゃったね。」
って!監督!!!!
しかし寺内選手が凄かったのは、忘れた内容をおっさんにちゃんと聞き直して確認して通訳したところだ。そして佐藤選手に続きを訳している姿を見てフランス応援団からも拍手が上がった。私やったら確実にテキトーに訳してサクッと終わらせていたわ。やはり日本代表となると何もかもが違う。ヒーローインタビューが終わった後、佐藤選手と寺内選手は
「ああああーっ!」
ってなっていたけれど、全く問題なし。わからなかった部分をちゃんと聞き直して訳すなんてプロで通訳翻訳やっている人でもなかなかできるものではない。本当に素晴らしいことである。アイスホッケーだけでなく、いろいろな場面で経験を積ませてもらっているんだなぁと、また選手たちをサポートして見守る監督やコーチの方々の縁の下の力持ちぶりには頭が下がる。本当にみんなが一丸となってトップDiv.に返り咲くために戦っている。
残りはとうとう1試合。
イタリア
どーでもええけど、うるさそうだな。
もちろん応援に行きます!
↓なんでイタリアはオーストリアに負けたのか謎
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