海外で暮らすのに絶対避けては通られないこと
それは
滞在許可証の手続き
イタリア語ではil permesso di soggiorno と言います。
rana さん一家がイタリアに来て2年が過ぎたので一回目の滞在許可証の更新がありました。こちら常にドラマチック、いやもはや漫画の世界。書くにも体力気力が満タンでないと取りかかれないバケモノ感があるので、滞在許可証の話はまた別の機会に。
今日は先週の木曜に無事に更新できた滞在許可証を受け取ったので、今度は保険証(tessera sanitaria)の更新手続きです。
まず手続きするには最寄りのASL(Azienda Sanitaria Locale)に行きます。
うちの町にはないので(苦笑)隣町まで出向きます。(犬というか動物は建物に入れません←ももちゃんは留守番)
必要な書類は
1: 滞在許可証のオリジナル
2:パスポート
3:CUD(納税証明書)
4:Residenza (住居証明)
5:Codice fiscale (税務番号) オリジナル
となりますが、州や自治体によって(或いは担当者やその人の機嫌によって…)変わってきますので、近くに日本人在住者がいらっしゃる方、サポート可能なイタリア人がいらっしゃる方は必ず一度尋ねてください。
私の場合は初めての申請の際はCUD は必要ありませんでした。口頭で昨年の収入が€36151.98(約430万)以上か以下かと尋ねられ、その場で返答するだけで大丈夫でした。
今回も担当者に「収入の変更ないですか?」と訊かれ
「ないです」
と答えたら、次回2年後の更新手続きの際にCUD持ってきてね。とのことでした。
Codice fiscale に関しては、ネットを使って直ぐに自分の番号を知ることができますが、実はこれでは手続きができません(汗)
正式な書類、と言っても紙切れ1枚ぽっちですが、取得に出向かなくてはいけません。
移住早々、ただでさえ慌ただしいのに、やらなくてはいけない事満載で本当にウンザリしますが、イタリアの洗練と思い頑張って乗り切ってください。
因みに取得先はagenzia delle entrate です。
もし会社で顧問税理士さんがいればお願いすると代理でやってくださるはずです。
兎に角、困ったら先ずは訊け!自分のピンチを語れ!
そうすればイタリアでは何とかなります。
あとは
待つ。時間に任せる。
これはそう、
神に全て預けるぐらいの勢い
で臨めばイライラも無くなります。
話が逸れましたが(汗)
今回の保険証の更新は指定の用紙(これは貰えます)に必要事項を書き込んで(わからなければ、空けておけばいいです)
上記のものを提示して無事終了
保険証は紙の小さな冊子とプラスチック製のカードなんですが、カードの方は郵便で後日配達されます。
1年程の語学留学や滞在だと、permesso di soggiorno やresidenza の都合で取得が難しいかもしれません。
うちは旦那がイタリア現地の会社に転職したケースですので、紆余曲折ありまくりでしたが取得できました。