テレビでホンソメワケベラを見た。
魚についた寄生虫を食べるので、魚たちが喜んでお掃除をしてもらうために身を任せに来る🐟
でも
ホンソメワケベラが本当に好きなのは、寄生虫ではなく、魚の皮膚にある粘膜で(実際二つを並べると寄生虫より粘膜を食べるらしい)10数回に一回、好物の粘膜を頂くために、せっせと掃除屋さんをして、信頼を勝ち取っているというのだ。
お掃除と思いきや、皮膚をつつかれた魚は痛っ💥といわんばかりに身をひるがえして攻撃的な態度で去っていく。
面白すぎる
もっと面白かったのは、ホンソメワケベラにそっくりなニセクロスジギンポという魚がいて、こいつは掃除は全くしないで間違えて寄ってきた魚の粘膜だけいただくというホンソメワケベラの信頼を失墜させるだけのふとどきなやつなのだ。
だからといって、ホンソメワケベラが築いた信頼がなくなり、お掃除させてもらえなくなることはなく、お互いが節度をもってバランスを保って生存していると専門家の先生が言っているのを聞いてもうそれは感心しきり。
凄い
※上)ホンソメワケベラ 下)ニセクロスジギンポ
個体の意思ではなく、生物としてのバランス
働き蜂の中にも全く働かないのがいて、それを始末すると、今度は働いてた蜂の中から怠け蜂になるものができて、怠け蜂がなくなることはない、というのを聞いたことがある。
私にはこの話がいたく印象的で気に入っている。
蜂の世界のみならず、そういう原理がこの世界にはある事を教えてくれてる気がするから^_^
ニートやホームレスも社会にとって何らかの意味があるんじゃないかなぁと思う。
集団としての生き物の自然発生的なバランスがきっとあるんだなあって。
もしかしたら、それはいち個人のなかにも当てはまることで、一人の人間の中にも
良いところとそうでないところって生きるためにバランスをもって存在しているのだとしたら
よくないところをなくすことを考えるのは無駄なのかも🤔
とちょっと飛躍のポジティブシンキング (笑)
えそういう終わり方?
と思った方ごめんなさい🙏 (笑笑)
ホンソメワケベラに学ぶ
でした〜🙇♀️🙇♀️