劇団四季のミュージカルを半年ほど前に観ていたのですが今頃になってUPします💦
この作品はストレートプレイと言ってミュージカルのように、登場人物が自分の感情や状況を歌で表現をとらず、セリフや演技を中心にしてストーリーを伝えていました。
劇中のBGMや効果音としての音楽は使われていましたが、歌唱による物語の進行はありません。
ストレートプレイは初めてだったけれど役者の演技とセリフだけで人間の心理や物語の深淵を表現されているので説得力があり芝居の素晴らしさが堪能できて奥深いものがありました。
物語は、16世紀のロンドンで新作が書けずに悩んでいた劇作家の若きシェイクスピアが、男装して劇団のオーディションを受けた貴族の娘ヴァイオラと出会い二人は恋に落ち、その情熱が「ロミオとジュリエット」を誕生させたという裏側を描いた作品でした。
アカデミー賞7部門を受賞した同名映画をベースに劇団四季がオリジナル演出で作り上げました。
エリザベス1世統治下のチェンバロやリュートの音色の音楽や衣装がとても素敵でした。
エリザベス朝時代は戯曲が保護され芝居が盛んだった時代で戯曲というものは″愛″を歌うもので、それが喜劇であれ悲劇であれ、男女の恋であれ親子の愛であれ、すべての戯曲や詩に愛はつきものです。
「恋におちたシェイクスピア」には多くの芝居に魅せられた者たちが登場します。それぞれが芝居に愛と憧れを抱いていて芝居がこんなにも多くの人の心を掴むのは当時も今も変わらないんですね。
舞台セットを人力で回転させて、芝居として客席に見えている面と舞台裏のドタバタをどちらも表現していて、向こう側でお芝居をする役者たちの後ろ姿も見える作りになっていたので、状況がよりリアルに伝わって来て良かったと思いました。


