日本のとある片田舎で出会ったアメリカ人・ルークと、母がアメリカ人で父が日本人のハーフ・ケンのラブロマンスを描いた、Amazonプライムで配信中のゲイ映画『愛着』



これは2人の愛の物語だけじゃなくて、異国に住む苦労や心的ストレス、外国人のおかれた状況や、未だにある学歴社会、多様性の共用、アイデンティティの模索など、色んな内容が入ってる映画でした。


脚本兼プロデューサー、そして主演を務めたクリス・マッコームスさん(ポスター右→)は自身が15年間過ごした日本での経験を映画に反映させているそう。



 もうめちゃくちゃイケメンさんです酔っ払い

 

 

上矢印5月12日Xで、なんとご本人様がこのブログを取り上げ紹介し、コメントをくださいましたぁぁ😭ありがとうございます、嬉しすぎるぅぅハートハート夢ちゃうよね!?



もう1人の主演・西澤クリストファー清さん(ポスター左←)は、日本でダンサーやモデル、俳優などの活動をしていらっしゃいます。


注意今回は、ふんわりネダバレです。



物語は、小さな英会話教室に勤めるルーカス(ルーク)と叔父の会社に勤めるケンが、田舎の狭い環境の中で、お互いの存在は知っていて気になるけど、接点がなくて近づけない存在であるところから始まります。

ルークには夢があり給料の殆どを貯金し、いつも金欠でお腹を空かせていました。



彼はゲイで、マッチングアプリで知り合った男に会ったりしていますが上手くいきません。


方やケンは、父の弟である叔父の会社で働いています。亡くなったボクサーだった父が作った会社を叔父が引き継ぎ、そこで15歳からずっと働いていました。



寡黙で何を考えているか分からない男で、叔父は他の従業員よりも甥であるケンを昇進させようとしますが、本人は乗り気ではありませんでした。


そんな2人が、とうとう会話をする瞬間が訪れます。

その日の2人がすっごく可愛くて、特にケンは必死にルークを喜ばせようとするんですよね。



もういきなり一緒に、銭湯の露天風呂に入っちゃったりする酔っ払い

この日の夜、2人は結ばれるんだけど「どうしていいか分からない」ってオドオドしちゃうケンと、彼を優しくリードするルークが最高でした。


しかし次の日の朝、ケンはルークに冷たい態度。

実はケン、3年も付き合ってた彼女がいて別れたばかり。彼はアメリカ人の母の事は何も知らず、ボクサーだった父の記憶も殆どなく、ハーフという自分は何処に属し何者なのかを模索していました。そしてたぶん、自分のセクシャリティについても何となく気付いていながら気付かないふりをしていた。だからルークがいつも気になっていながら、実際そうなったら怖気付いたのではないかな。


ルークはケンに冷たくされるわ、ビザがあと2週間で切れるというのに英会話教室が統合され契約を切られるわ、突然窮地に立たされてしまう。彼がどうしてそんなにお金を貯めていたか、はケンとのデートの時に明かされます。

ケンは、ルークに謝りたい。しかしどうして良いか分からない。そんな時、ルークの夢が立ち消えるかもしれない事実を知り、彼の元へ駆け付けます。


あーもうこのシーン、ほんとに映画で見て欲しいんですけど、ケンのルークへの気持ちや、これまで我慢してきた色んな感情を彼へと吐露するルークの言葉を聞き、冬夢は泣けました泣



この先は、ルークがある「計画」を実行に移し(え、それホンマにええのん?ってやつなんですけどね)ケンと共に夢を叶えていくのですが、ケンは全く知らない母をアメリカに探しに行きたいと英語を勉強していました。

そして、アメリカにいるルークの母がその手掛かりをもってやって来ます。



でもね、もう彼は自分が誰かなんて悩んでません。そして、見知らぬ母が生きている、それだけで良いと思えるようになっていました。


この作品、たったひとりだけムカつく奴が出てくるんです。

それはケンの会社の先輩、リョウスケ。ケンが付き合ってた彼女の兄でもあって、何かとケンに突っかかる奴なんですよね。そりゃ可愛い妹が心配なのも分かるんだけど、それだけじゃなくて大学出てるってだけで、中卒のケンをバカにする。

ゲイに対しても差別発言的な言動だし、とにかくムカつく笑


でも彼以外のケンやルークの周りの人達は皆んなめっちゃ良い人。

ラストはそんな良い人達に囲まれたケンとルークが、幸せを掴んだところで終わります。


ルークの節約生活の細かいシーンにクスっと笑えたり、ケンの複雑な生い立ちに涙しそうになったり、2人が結ばれるのかハラハラしたりしましたが、ハッピーエンドでした。



気になった方は是非、アマプラで見放題配信中ですので、見てみて下さいねー。



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