ちょっとご無沙汰していました、冬夢です。

今回は自分用の忘備録でもある「癌組織内照射治療」のブログです。SNSでも情報が少ないので、後に治療される人の参考にもなればなーって気持ちで書きます。

萌ないやーん、なので全力で下までスクロールしてくださいねおやすみ


ご存知の通り、25日から大阪医療センターに入院しています。



今回の癌治療でメインとも言える「組織内照射」の治療ができる病院がここ(しかもその治療の90%以上)だったので、紹介された病院です。

入院して29日の手術までに、内診や検査の為に色々と前準備があり、食事も《低残渣食》というカスが残りにくい病院食で、食べる楽しみも無くなりました泣


さてこの治療、入院前の診察で先生からの説明聞いてもイマイチピンビックリマークときませんでした。

手術でがん細胞に直接アプリケーターを差し込み、そこから放射線を患部に照射する治療なんですが、「何か質問ある?」と聞かれても、なにを質問したらいいかも分からん…だってSNSで調べてもあんまり情報が無いし、先生から手術後3日間は寝たきりになると聞いても、「人生最悪の3日間やと皆さん言います」と聞いても、ふーん…って感じでした。


29日当日、子宮頸部に出来た癌に直接放射線を通すアプリケーターを刺入する手術が8時半から始まりました。

冬夢、抗がん剤の副作用で白血球数値がギリギリで、もしかしたら全身麻酔になるかもと言われていましたが、なんとか脊椎と下半身麻酔でできるよう、前の2日間で白血球数値を上げる皮下注射をして(これが地味に痛い)、無事に全身麻酔は回避。

意識はある中での手術になりましたが、ヘタレな冬夢「ふんわり寝てる感じで」とお願いし、完全に意識ある感じではなく、ウトウトしながらの手術となりました。

当初「1時間半から2時間」の手術だと聞いていて、付き添う配偶者もその気でいたのですが、なんと終わったのは13時40分絶望

5時間もかかっとるやん!!

冬夢の身体には背骨からの痛み止めの管、膀胱からの管、点滴の管と、管だらけです。そして人生初めてのオムツおねだり


その後、すぐに1回目の組織内照射でした。

びっくりしたのが、私の膣から何やら硬いものが束で出てて(これがアプリケーター、12本もある)ここに1から12の番号通りに放射線照射する器具に繋げていきます。照射は約30分。もちろん動いてはいけません。その後、CTとMRIの撮影がありました。全く動けない冬夢、寝たきりのまま技師さんや看護師さんに移動も任せます。

この時、術後で猛烈に痛みが襲ってきて、痛いーって叫びながらの治療でした絶望


とにかく自力では全く動けず、ベッドで寝返りさえ打てない!!

ずっと寝てると腰が痛いし、なんといってもお股から何か硬いもんが出てるのでそれが痛い。病院では「痛みは悪」らしく痛みケアは万全にしてくれますが、何度かの入院を経験した冬夢でも、今回ほどナースコール鳴らした事はありませんでした!!痛みは背骨に入れてる痛み止めを自分で注入できるのですが、それが効かない時は点滴で入れてもらいました。これがまあまあ効くのよね。食事は約40度くらいまで上半身を起こせるんですけど、痛くてねぇ絶望食べられません。

2日目は、午前と午後の2回照射があり、ストレッチャーに移動、毎回CT撮影があるのでそのベッドにも移動、全て人の力を借りなきゃなりません。


今回、看護師さんって本当に大変やなと感じました。

体力もいる知識もいる、なんでもやらなきゃならない。そりゃあもう長時間働いてるし、夜勤もある。

45kgの冬夢を毎回3人の看護師さんでベッドからストレッチャーに移動させてくれるんですが、この暑い時期のせいもあるかもだけど汗ばんでらっしゃるのよ。ホンマに申し訳ないって思いました。


3日目、午前中に組織内照射4回目、これでやっと終わりやーって安堵で涙でたわ。

その後、アプリケーターを抜く処置があったんですが、これがこれが猛烈な痛みを伴う!!

12本ある管をいっぺんに「えいやっ」と抜くんですが(一本ずつとか痛すぎるから)、激痛と共になんか生暖かいものが流れてくる…

止血は先生の圧迫止血。めっちゃ原始的やなと頭の中でぼーっと思っていました笑2〜30分の止血の後、消毒と膣内にも消毒液を含んだガーゼが押し込まれて、上からガーゼで圧迫、という処置でした。

この時、背骨の管は取れましたが膀胱と点滴はまだ繋がったまま。もちろんオムツのままです。

それでも自分で寝返り打てるし、処置後1時間もすれば自力で歩いてどこでも行けるようになって(点滴等繋がったままなので、あのコロコロするやつ押してだけど)地獄の3日間を思えば、嬉しくてねぇ。お股は痛いし、座るのも「よいしょ」って気合いいるし、抜いた刺激で腸炎も復活してお尻も大変な事になったんですが、翌日の診察で膣のガーゼも取り、尿管も点滴も全ての管が抜けた時は心で万歳しましたお祝い


まだ患部の傷は痛むしお腹も痛いし、すぐには完全復帰とはいきませんが、4日ぶりにシャワーにも入れて「私頑張ったわ」ともう治った気分の冬夢笑

しかし、やはり白血球の数値が下がりヤバいので、退院に向けてあの地味に痛い注射が復活、しかもその夕方には治療中で初めての発熱。38度を超えてしまい、主治医の先生が急遽病室にくるなんて事に!!

薬を処方してもらいその後の対処を指示され、何とか翌朝には37度代に下がったのでした。


で、今ここ。

今日は8月2日。発熱のせいで退院が少し遅れる可能性があるらしく拗ねておりましたが、動けるんだから入院なんか余裕やわ、と心入れ替えニコニコ


冬夢の主治医、若いんですけどクマさんみたいな人。ちょっとした冗談を交えて説明してくれるんで、親近感湧き湧きニコニコいつも冬夢の診察には部長先生とセット(言い方)で、この2人のやり取りが微妙に面白い。2人を見ると何か癒されてました笑←決してベテラン指導医と情熱たぎる若き医師のBがLしそうな感じではない55555555

さっきも五階の病棟まで階段で来たらしく、はぁはぁ言いながらこの後の治療や薬の説明、退院の予定などを「しんど」って言いながら説明してくれたわうさぎのぬいぐるみ


結果、自分が経験してみるとマジで《地獄の3日間》やったし、《人生最悪の3日間》でした。

もう絶対にこの治療は受けたくないって心から思います。しかしクマ先生からは「きっと終わったら、この治療してくれてありがとうって僕に思うよ」って言われてたので(そんなん患者に言う先生も珍しない!?)、後日の検診が楽しみです。

「これで腫瘍消えてへんかったら、一生先生を恨みますよ」と冬夢も釘刺しときましたビックリマーク←そんなん言う患者も珍しいかもしれないニコニコ



ここまで長文を読んでくださった方々、ありがとうございます。

今は熱も37度代に下がり、やっと食べる物の規制も無くなり食欲も出てきたので、これから下のローソンで買い物しよーかなーって思ってます。


コンビニ行くのが嬉しいって、中学生かうさぎのぬいぐるみ





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