自らもビアンを公言していた作家、パトリシア•ハイスミスの原作小説『The Talented Mr.Ripley』をシリーズ化した本作。


アラン・ドラン主演の映画『太陽がいっぱい』も、マット•デイモン主演の『リプリー』も、そして原作も大大大好きな冬夢ハート

だからこそ、4月4日から配信が始まったこの作品は「ゆっくり堪能しよう」「時間が有り余る時に観よう」と決めていたのに…


朝から何も予定の無い日に、我慢出来ずに観始めてしまったーぁぁぁ!!


全編白黒で描かれている本作。

主人公のリプリーは、アランのように超絶美しくもなく、マットのようにキモオタクでもない、普通のおじさん(おい!55)のアンドリュー•スコットが演じてます。



でもねー、これがめちゃくちゃハマってるんですよ!

嘘で固めた詐欺師を生業としてるリプリーが、船舶会社の大富豪グリーンリーフから「放蕩息子を連れ戻して欲しい」という依頼を受け、イタリアに居るその息子・ディッキーの元へ行く事になる。

しかし憧れていたリッチな生活や、ディッキーの天性の魅力にハマってしまい、彼の全てを自分のものにしたい、と思うようになるトム。



最初は激しく疎まれるトムですが、天才的な詐欺思考を駆使し、自らの野望を達成するんですが…


映画版2作品とストーリー展開は大体同じ。

白黒の画面も1960年代を描くこの作品にはとても合っています。


しかーし!

トムがイタリアに行った後、そこの美しい海岸線や空、建物、ファッションや街並みなども白黒なのは本当に残念ショック




こういうシーンはやっぱり、カラーで見たかったなぁと冬夢は思いました。



鏡を見ながら「やぁ、ディッキーだ。ディッキー•グランリーフ」と自己紹介を練習するトムに、この先の展開が想像出来て、背筋がゾーっとする冬夢ぼけー


でもそれが、嫌いじゃないねん!!

ドラマでのキモさも炸裂してるトム役のアンドリュー。そしてディッキー役のジョニー・フリンもイケすかない坊々育ちの雰囲気がぴったりなの。


でもやっぱり、映画版『リプリー』が冬夢的には1番好きなんですけどね。



もちろんトム役のマットは素晴らしいんですけど、冬夢的にはやはりディッキー役のジュード・ロウの存在ありき、と思いますキラキラキラキラ美しいわーラブ


全8話、約8時間で一気見出来ますビックリマーク←いっ気見勧めんなよぶー



Netflixユーザーの方は是非、ご覧になってみてください。




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