最終話です
配信の次の日に視聴していた冬夢ですが、余韻…というか感想が纏まらなくて…
皆さんとお話ししたいのに色んな感情が湧いて出てきて、何が言いたいのか自分でも分からなかった。
言えるのは「希望ある終わり方だったよ」って事。
好きな作品の最終話って、どうしてもハッピーエンドを望むし、タイのＢＬシリーズはそんな期待を裏切らない作品が多いです。
※
２人が別れを決めてから３年。
連絡は一度も取り合ってないMhokとDay。その間にDayは大学を卒業、Mhokもハワイで料理人としてのキャリアを磨いてました。
そんな時、PorjaiとNightの結婚式が行われる事となり、Mhokはビザの書き換えもあって、バンコクに帰国。
思いがけず、２人は再会する事になります。この、Dayを見つけたMhokの表情がね…
Dayに「手伝いましょうか」と声を掛けたポーターに代わって、彼の手を取るMhok。
今回、監督の出演はないのかなーって思ってたら、ここで登場されました
3年ぶりにDayを引率するMhokは、入り口に来てた迎えの車に無事に送り届けるまで、声を出さないんですよね。でも何となく、Dayも懐かしさと暖かさを感じ取ってましたよね。
その後、Porjai達にDayが本屋を営んでると聞いたMhokは、彼の店を訪ねます。
その時も最初MhokはDayの声掛けには応えないんですが、彼の香りでDayの方が気付きました。
あーもう(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ここまでも、もどかしくてウルウルしてしまう冬夢。でも、再会した２人は以前と同じように話して、３年なんて隙間はあっという間に埋まる気がしました。
離れていた３年間は描かれていないのですが、Aof監督っていつもこんな風に、視聴者に見ている私たちの想像する「主人公達」に敢えて「余白」を与える描き方をしてくれますよね。
MhokがDayの家でNightとPorjaiも交えて料理を振る舞った時、Mhokが花嫁介添人だと知るDay。驚き戸惑うけど、嬉しそうなんだよねー。
テーブルの下で、膝コンコンしたりしちゃってさ
お互い気持ちはまだ以前のままなのに、またMhokはハワイに戻ってしまう。だからDayは少し壁を作ってました。Mhokも３年前に別れた後、自分を見つめ直してDayを憐れんでいたと反省した。離れていた３年間でDayは驚く程生活が変わったし自立していました。
「ありがとう、あの時別れてくれて」
そんな風に言えるMhokに、そしてこの後「ごめん、これまでの事」って言ってDayの顔に触れるMhokに、冬夢は涙が出ちゃいました
NightとPorjaiの結婚式で、３／４エピは何と３０分弱もあるのだけど、もうずっと感動しっぱなし。
Namtanちゃん、めっちゃ綺麗なの
Nightのお母さんとのシーンで涙なみだです
そして、父が参列した事で親子、更に元夫婦の蟠りもこの晴れやかな場面で溶けていくんですよね。もちろん、DayとNightの兄弟の絆も見られて泣ける泣ける
恋に傷付き、誰にも心を開けないと思っていたPorjaiに純粋な愛を注ぎ続けたNight。
そして今、Mhokは「２度目のチャンスはないのか？」とDayに聞くのだけど「何があっても飛行機に乗らなきゃだめ」とDayは言います。
やっと握った手を、また離さなきゃならないなんて…
DayはMhokが同じ過ちを繰り返すのではないか、と危惧していました。でも今回、彼の母は３年前と違う事をDayに言いました。
「将来の事は分らない。愛とはそういうもの。普通の人が持つ愛なの。前に進む為にはリスクを負う事も必要。その覚悟は出来てる？」
この言葉を聞いたDay、空港に向かったMhokを追いかけるのです
この辺りから冬夢、おいおい泣いてます
空港に着いたDay達が、Mhokに会えるかどうかハラハラしたのですが…
結局Mhokは飛行機には乗らず、式場でDayを待っていました
何なん、何なーん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)心臓止まるか、と思ったわ
そして、この辺りのシーンがね、冬夢的には処理しきれなくて…このタイミングで再び「献眼者が現れた」と母のスマホに連絡が入るんですよ。そしてMhokは２度目の角膜移植を受けて成功し、視力を取り戻しました。
再会したのが３年後、そして角膜移植移植後にDayが見えるようになって更に３年後のシーンに…（スピードに追いつけない…
）
独りぼっちだったMhokに、家族ができました。
めちゃくちゃ幸せで「Mhok良かったねぇ」と心から思ったんですけど、冬夢の気持ちがこのスピードについて行けてなくてね。だだぁーっと迫ってくる楽しみが「夢なんじゃないの？」って思っちゃう感覚だったんですよね。
でも全てはこのシーンの為に、スピード感が必要だったのだと思います
はい、ラストトワイライトを見た崖です
ここは２人にとって特別な場所だし、視聴者にとっても同じ。Dayの目が見えてから来る事はある意味、新たな人生を歩んでいく決意の証です。
もう、手のひら分の距離なんて無い。いつだってDayが見える場所にMhokは居る。
「愛してる」、それがすべて✨
※
素敵な作品でしたねー。
最終話のライブ上映で、監督や主演のJimmySeaの言葉やインタビューを見ました。障害者、前科のある人、シングルマザー、LGBTQなどの社会的弱者の人が、普通に生きていける社会がある事をシンプルに伝えたいし、不完全である事は普通で、希望を持って生きていればきっと全ては上手くいくって事を知って欲しいってメッセージに、心打たれました。
配信前から「名作になる」って言い続けてきた冬夢。私にとっては言葉そのままの作品になりました。
皆さんはこの最終話、どうでしたか？
冬夢はMhokとDayが、どこかで幸せな家庭を築いて生きている、と思っています
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