最終回、10話まで見ました❗️

終始もやもやモヤモヤ、もやもやモヤモヤ…そして、痛みを伴う感情が心の中を支配してました。


悠生と周平と3人で住む事を決めて、彼らに提案したのは美咲。

そもそも、そんなん外から見たら同居が上手くいく筈ないやんって分かる。しかも、ポリアモリーの周平に対しては「どっちも好きで大切」って言いながら、自分の思考や感情を2人に押し付けてるだけのように見えてきて、時折《イラっハッとしましたイラッ勝手に「悠生とは寝ない」とか宣言しちゃって、悠生を追い詰めちゃう子なんだよね。


美咲と悠生の夫婦は、お互いの幸せを思いながらも、現在の関係から踏み出せずにいる。それが幸せじゃないって気付いても…

美咲が真樹と同居してる大地から思われ、彼の事を「一緒に居て心地良い」と思っていても、いざ迫られると「悠生を選ぶ」って言っちゃうとこや、三角先生が盗撮犯って分かっても、自分の意思を押し通してた事が見ててしんどかった。



悠生はもう、美咲に触れたいとさえ思っていないのに…ぐすん


そんな悠生は、美咲への想いとは全く違う愛情を周平に持ってて、周平に触れたくて彼の事が愛おしくて堪らない。



何度か周平への感情が爆発する場面があって、泣きそうになりました。悠生は美咲の幸せを望んでいるから周平と3人の同棲を受け入れた訳だけど、1番はっきりと分かる彼のセクシャリティからしたら、それは針の筵だったんじゃないかと思う。

大地の元を訪ねて彼の気持ちを確かめたのも、真樹からの電話のせいだけじゃなかった気がします。


結局、美咲も悠生もお互いのクリスマスプレゼントに「署名した離婚届」を贈るんですよね。



周平にとったら、2人が別れる理由が理解出来ない。「1人の人だけ愛するのが普通」を普通だと思わない彼は、やはり【異端】なんです。異端だからこその苦しみもあったとは思うけど、ほとんどの人からは理解されなくて当然。生き辛いのは彼も同じなんですけどね。


相手を幸せにしたい、相手を幸せにする事が自分の幸せ。


そう思ってきたのは、自分のエゴだったのでは?と気付いた悠生と美咲。

やっと3人の関係に結末が見え始めた時、悠生の両親が夫婦を訪ねて来ちゃうのです‼️

親の姿を見ただけで気分が悪くなる悠生を見たら、この父親のせいで彼がクローゼットに閉じ籠る事になったのだと分かります。


ここにも『普通の長男として』の考えに凝り固まった父親がいました。



悠生が両親に「自分はゲイだ」と告げるシーンは、見ていて本当に辛かった。何度かタイBLシリーズでも見ましたが、思い出すと切なくなります泣



「たられば」、で語るのは無責任だけどこの父親がもう少し柔軟に、息子を「家の跡取りで長男」ってだけではない目線で見れくれてたら、悠生ももう少し自由に生きられたのに、と思わずにはいられませんでした。


両親は、薄々息子のセクシャリティについて気付いていたんですね。それをどうにかして「修正しよう」としていた。悠生は親の期待に応えようと自分を殺して生きていく事にした…


切ないです…


ただ、その場を直ぐに立ち去った父親に対して母親は悠生に寄り添ってくれました。

ここに救いがあったのが、このシーンの最大の希望でしたね。


冬夢が想像していた通り、真樹は美咲が好きやった。

美咲は悠生と周平と過ごす内に「好きに種類はあっても全部本気」とか真樹に言うようになっちゃったけど、それはやっぱり「理解不能」なんですよ。


新年を3人で過ごすここで、美咲が言う事が全く理解出来なかった冬夢。

気持ちの持ちよう?好きの種類は関係無い?同じように好きって思える人が複数いても良い⁉️


あかんでしょ…って思う冬夢はもう、普通に凝り固まった考えの持ち主って事なんだろうな…


最後に、頭の中が《ハテナ???》で埋め尽くされました。


で、1番気になってた悠生と周平。

2人が離婚届を出しに行った後、外で待つ周平が泣くんですよね。



戻って来た2人に、笑顔で駆け寄る周平にね、何故か冬夢は泣けました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)


いたい痛い、君に会いたい

いたい痛い、いつも側にいたい


近い未来、君はどうしたい?



最後まで、モヤモヤもやもやもやもや


新たな愛の形を模索する人たち⁉️分かんないです。

ただね、美咲が離婚しても悠生と周平と3人でいる事が「今の幸せ」と「未来の幸せへの模索」と考えたのかな、とは思いました。

でもそうするとですね、悠生が持つ周平への「欲望を纏った好意」がちょっと宙ぶらりんやなって思うんです。


好きな人に触れたい、キスしたい、独占したい、はやはり恋をしてれば当たり前に思う事じゃないですか。あ、この当たり前がこの作品では当たり前じゃないって事か⁉️


理解は出来ないけど、そういう事もあるのかも、くらいには思えた作品ではあります。



そしてやっぱり、本田くんが強烈な印象を残してくれました。

可愛いのよ、めちゃくちゃ❤️








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