やっとやっと、最終話まで見れましたー❗️←もはやこの始まり文句が当たり前(⌒-⌒; )


週2回の配信はなかなかリアタイ出来ませんでしたが、それでも見れば物語に引き込まれて暫くは日常に戻れない程、色々考えさせられる作品でした。


3〜4年前、この作品の当初の企画段階では「夜のゲイ達のリアルな生活を描く」作品として製作したかったらしいです。BLシリーズ配信となり、サブカプやエモーショナルなシーンも加えられたんですね。でもそんな中でもゲイの人達だけでなく、タイ国内における貧富の差やマイノリティに対する差別や偏見なども描かれていて、リアルは追求され散りばめられていました。

冬夢的に同じ貧富の差や現代のタイの政治腐敗まで斬り込んだOG主演のBLシリーズ『NOT ME』と並べたい程の、作品になりました。


主演のEarth Mixは流石のケミストリーを見せてくれましたが、この作品では冬夢は脇を固める役者さんに魅了されました。


特に、KaothangとFirst!!

最初はGemini Fourthにキャアキャア言うてたんですけど(もちろん最後まで彼らも素晴らしかった!)、JimWenにそれぞれ想いを寄せるGaipaとAlanを演じる2人が余りにも凄くて、感情移入しまくってしまいました。


First演じるAlan。

7話でAlanが交通事故にあって退院した後、世話をすると言ってくれたWenと別れ、姉の車の中で楽しげなJimWenを見るAlan。





この表情…えーん

今回、 Firstくんにこんなにも心揺さぶられるとは思っていませんでした。AlanがJimの存在を知って、チキン屋さんに乗り込んで来た時から「わー、Alan好き」と沼友さんに言ってた冬夢ですが、この表情の彼に一気に崩されてしまった…

Gaipaママの葬儀、憎き恋敵Jimと対峙した時。



あー…凄いわ、表情ひとつで感情を表すなんて。本当は彼は分かってる、Jimのせいで Wenと別れた訳じゃないって事。切ない…ぐすん


そして、事故で負傷した足のギブスが取れた時に病院に付き添ってくれたWenが差し出した手を、遮るまでになったAlan。




別れても「友達で良いから」と同棲を続けるよう言ってたあのAlanとはもう違うね。



Kaothang演じるGaipa。

カオタンがなんでもこなせる名バイプレーヤーなのは分かってたけど、この作品の彼はそれを如何なく発揮してました。

「俺があなたの特別になれる?」とJimに持ち続けた愛を告白した時「ごめん」って言われた後の涙とか、暫くして彼の鶏肉店に来たJimを見て辛くて密かに流す涙とか、流石です。





セリフ無してこの存在感よ‼️このママとの関係性もホンマに素敵やった…

なのにGaipaは突然、その最愛の母を亡くす事になってしまう。




自分を無条件に愛してくれた人を失った事を、決して愛してくれない人に言う複雑さ。



この時のKaothangの演技はもう、凄いの一言です‼️←語彙力欲しい…

そして、出会うこの2人。



あーっもう(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾もうっ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

7話の最後、Gaipaが歌うシーンで号泣✖️♾の涙よぉ。



そして彼のママは荼毘に付されました。



その後この2人が並んでる姿はね、胸がギュッとなります。チキンダイナーの最終日に「行かない」って Wenに言った彼の気持ち…(T ^ T)分かり過ぎて心が痛いわ。


そして最終的には《何かが始まる予感》を、P'Aofは残してくれました。



うん、業務連絡の為に個人の連絡先交換するんよね。分かってるの、まだまだ違うって。でもさ、この2人だよ⁉️



ほんでさ、Alanからの「業務連絡」が来たけど、何て書いてあったん⁉️

何か始まる予感を示してくれたんでしょ、監督〜❤️555555



そしてどうしても書きたかったのは、この作品の中の女性が皆んな【母親】って事。

出演されてた女優さん全員が「母親役」でしたね。

耳が聞こえなくなったHeartの母は、息子を心配する余り彼を外の世界から遠ざけようとしてしまった。

Limingの母は、生活に追われ男に翻弄される人生で息子を手放した。

夫を無くしゲイの息子を理解し応援していたGaipaの母は、若くしてこの世を去ってしまった。

Salengの子を身籠り、後に息子を産むPraew。

それぞれの母は、息子を理解して愛してるんやけどそりゃね、どんな親子だって全く同じって事は無いんだし、それぞれの事情を抱えてて、でもやっぱり【母は強い】って思わされました。


メインのJimおじさんは、過去に大切な人を亡くして恋愛に臆病やったけど、それ以上に貧困を肌身で感じていて、自分をがんじがらめにしていました。自分がゲイだから甥っ子のLimingにゲイ的影響を及ぼしたって思っちゃう。そんな彼に「こんな考え方に変えてみたら?」と柔軟で新たな目線に気付かせてくれたWen。

最初 Wenは、奔放で恋愛マスターなのかとも思ったけど、7年越しの彼氏Alanに一途に尽くして生きてきたって事が分かってからは、見る目が変わりました。



彼やから、頑固で頑ななJimの心を溶かす事が出来たと思う。


最後に、Jimが始めたキッチンカーのお店で、この4人が顔を合わせることになるなんて、エモ過ぎます‼️








泣くよね、こんなん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)



そして、チキンライスダイナーの夜はまたやって来ました。



ラストのJim Wenのラブシーンは、言わなくても分かると思いますけど…最高でしちたハート



こんな素敵な作品が「3部作のひとつ」として配信されたのがホンマに凄いよ、GMMTV‼️

確かにガッツリ週に1回、1時間の配信で全12話あったもしても、冬夢は同じように名作としてブログに書くと思います。


軽いBL、ラブコメも好きだけどもう少し骨太作品も見たいわ❗️って方には全力でお勧めします❗️





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