最終話、Ohは強くなったなぁ、と思うエピソードばかり。

すごく人間的に成長していて、本当にカッコ良いです‼️

一方のTehはまだまだ、もがき苦しんでいました。




屋上での会話の続きです。

「お前の兄さん、ノゾミさんと結婚するんだろ?」
Tehはやっとね、と答えました。もう何年も付き合ってるんだから、と。


「おめでとうって伝えて」
「自分で言えよ。結婚式はお前んちのリゾートでやるんだから」
Ohは行けるかどうか分からないけど、行けたらそうするよと言いました。
Tehは、高校時代の友人達もくる、お前が連れてきたい人がいるなら連れて来いよ、と言います。えー?えー?

Ohは少し苦笑いしながら、それまでに彼氏が出来たらそうする、と答えました。Tehは自分で振った会話なのに、少し戸惑った表情です。
「それでお前は?」
Ohはそう聞きながら、Tehに近付いて耳打ち。


「お前とAiryはイメージ?それとも本物?」
あぁ、ITSAYでOhが2人だけの秘密っていって「Basが好き」ってTehに告白するシチュと同じ耳打ち照れ

「教えろよ、知りたい。なーなー、教えてってば」
「お前、俺のニュース売る気だろ?」


「それ考えた!でもお前、マスコミには2人の間には何の関係もありませんって言うんだろ。Airyはお前とお似合いだと思うよ。2人とも一生懸命仕事してるし、お前は中国では有名人だ。2人なら本当にオスカー獲れると思う」


TehはOhの話を聞きながら、複雑な表情です。

「彼女とは…別れたんだ、2週間前に。彼女は違うって感じて」ゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリゲッソリ

「えっ?彼女はそうじゃないって?じゃあそもそも何で付き合い始めたんだよ?」
TehはOhに「誤解しないでくれ」と言いました。

最初は本当に彼女が好きだった。同じ夢を持っていて性格も似てる。会話も弾んだ、でもずっと一緒にいると、彼女は自分に合わないと感じ始めた。何かが足りないような気がして、自分といる彼女の時間を無駄にしたくなかった、と説明しました。


Ohはじっと聞いていましたが、少し声を荒げて言います。
「彼女に合わせようとしてみたのか?分かってる?お前っていつもこうなんだ。彼女と話さなきゃ。一緒に修復してみろよ」
「でも彼女は、俺と同じ考えじゃない」
「試してみろって。彼女とちゃんと向き合えよ!」
Tehは何も言い返せませんでした。

Ohはあの時、ちゃんと事実と向き合いました。例え自分にとって、どんな辛い状況が待っていようと。でもTehは、相手を試すような言葉をかけても、それ以上深く会話をしようとはしませんよね?

沈黙が続いた後、Ohが先に話しました。
「まぁ、気にしないで。人生ってこんなふうなのかも。最初は何が正しいのかって思うだろう。でも時間が経つと、それは正しくないかもしれない。例えば僕を見てよ。最初はすごく俳優になりたかったのに、今は広告屋だ」少し歪む笑顔。


「Oh、俺たちの事…本当にごめんな」


最初は強張った表情のOhだけど、「気にするなよ、過ぎた事だ」と、笑いました。
「今は大丈夫だから」
直後にOhは、会議の準備に呼ばれます。
「行かなきゃ、じゃあな」
立ち去る後ろ姿のOhに、 Tehが呼びかけました。

「Oh!」


「Oh、お前に会えて嬉しいよ」


「うん、僕も嬉しかった。じゃあまた」



切なげにOhの後姿を見つめる Teh。
どこまでも、素直に言いたい事を言えないTeh。ホンマに不器用なんだわ…もやもやもやもやもやもや

その後Tehは、Ohが話してくれたように、自分の事を題材に脚本を書いていました。撮影で一緒になったAiryにも「本当にごめん」と謝ります。
彼女からは、それに対して返事はありませんでした。
Teh、謝罪だけが優しさじゃないよ…

Ohの元に、ポスティングで入っていたTehの兄の結婚式の招待状。
その封筒の中に、もう一枚小さなカードが入っているのを見つけました。


『I Told Sunset About You』
カードの裏には「お前に見に来て欲しい」とメッセージが書いてありました。

Ohは、ちゃんと見に行きました。



いつもの、向日葵の花を持って。

舞台では、彼らが中学生時代に夢中になった中国劇が。
女優:〈待ってヨンジエン〉
男優:〈邪魔をするな、お前の父がした事は許されない。裏切りの罰は死だ〉



Ohは、その頃の事を思い出していました。

T:〈お願いです、父を行かせて〉
O:〈邪魔をするなら、お前を殺さなければならない〉

笑い出す少年Teh。「笑うなよ」

Ohは、自分たちの過去の出来事と同じストーリーなのに気付きました。
女優:「素晴らしかったわ。主人公そのものね」
男優:「もちろんさ」
女優:「オスカーを目指してるの?」


バンコクに来たばかりの時。ポスターの前でTehがOhに言った事。

「俺たち2人一緒に、その場に立つんだ」


女優:「もしある日私が女優になりたくないって言ったら、あなたは何て言う?」
男優:「怒るだろうな。理由を見つけて君と喧嘩するだろう。そして関係を修復した後でも、会話は減っていくだろう。もう2人共通の話題が無くなってしまったんだから。そして、誰かに出会うかもしれない…もっと話したいと思う人に。一緒に同じ道を歩めると思う人に」


男優:「そして僕は…うっかり君を手放してしまって、悲しませるかもしれない。僕たちはもう一緒にいられないかもしれない。なりたかった俳優になれるかもしれないし、欲しかった物も全て手に入れられるかもしれない」

Tehは、客席にいるOhに視線をやりました。

男優:「でも自分に問いかけてみるんだ…何故だ?何をしたって、成功しても失敗しても…批判を受けても賞賛されても…どうして君のことを考えてしまうんだろう?って。どうして君に全部話したい、あれやこれや一緒に分かち合いたいって思ってしまうのか?って…」


涙が溢れるOh。

男優:「何故、誰かと一緒にいても、君と一緒にいるような気持ちにならないのか?って。そしてやっと、君無しでは生きていけない事に気付くんだ。結局、僕がずっと探していた人は君だったんだって」

Ohと一緒に号泣ですえーん


Ohはまだ終わって居ないのに席を立ちました。

Tehは近くにいたスタッフに、少し離れるから任せる、と言ってOhを追いかけます。




この辺りで、自分を題材にしたJaiの舞台の主演を、Tehがやった理由が分かりますよね。

もしあれが無かったら、こんな形で自分の過ちをOhに謝罪する事は出来なかったかもしれません。

相手を女優にしたのも、Jaiの真似といえばそう。

共演女優さんと付き合ったのも、Tehらしいなぁと思った冬夢です。


この後、2人は別れたあの日以来、吐露しなかった気持ちを爆発させます。



その③、に続きます。





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