Deanはますます、前世の記憶へと近付いてきました。

後半、切なさと感動で号泣必須ですよえーん

では、その②です。


Teamのお部屋で勉強中の3人。


DeanからのLINEです。
Dean〈行ってくる〉
Pharm〈大丈夫ですか?〉打ち込みましたが、すぐに消し、〈Teamの部屋に、勉強しに来ています〉と打ち、送信。
Manaowが何してるの?と突っ込み、Teamには離れて2時間しか経ってないのにもう、メッセージ送ってるの?、って言われちゃいます。


心配なだけだよ、と言うPharmでしたが…

この後、Manaowがたくさん口紅を持ってる事をからかったTeamが、お仕置きで顔にいたずらされちゃったり、Pharmもとばっちりをくったり、とにかくわちゃわちゃしてる3人が、ひたすら可愛いシーンでした。

前世の2人。
Kornが、Inを家まで送ってきました。


「ここまででいいですよ」
「本当に?君の両親に挨拶したいんたけど?」
Inは首を振ります。
「いいんです」
「それじゃあ、またな」Inの頭をくしゃっと触るKorn。
「気をつけて帰ってね」
バイバイって手を振ったInは、家へと入って行きました。そこには姉と姪がお出迎え。
「ただいま、P´An」
「お帰りなさい」
「ずいぶん待った?とても会いたかったよ」


そんな姿のIn達を、家の外から見ているKorn。
「ママは何を作ってくれたのかな?」
Kornは、自分との違いを感じていたのでしょうか?暖かい家庭、優しい家族、落ち着ける場所。自分がInに与えてあげられるのだろうか?


無力な自分に、悔しさを滲ませていました。

現世のDean。
弟妹に連れられて、母方の祖母に会いに来ました。


この家!!さっきと同じ…えーん

「お祖母ちゃん!」Delが駆け寄ります。
「何故、突然会いに来たの?」
「とっても会いたかったの」
Donが「お祖母ちゃん、スペシャルゲストを連れてきたんだ」と言いました。


対面を果たす2人。


Deanをじっと見つめています。
「Dean…貴方なの?Dean…やっと会いに来てくれたのね?」


Deanは祖母に駆け寄りました。
「Dean、とても会いたかったわ。やっと会いに来てくれた。こんなに大きくなって」
涙を流しながら、彼を抱き締めてくれました。
感動的な再会に、まず号泣ですよねえーんえーんえーん


「ごめんなさい、会いに来なくてごめんなさい」
Deanも涙です。
「いいのよ、分かってるわ。もう怒ってなんかいないわ。毎日、貴方の事が恋しかったわDean」
「お祖母さんに話したい事が、たくさんあります」
「私も貴方に話したい事が、たくさんあるわ」抱き合う2人。
「私の孫よ」
Del達は、何か食べるものを探してくると、Deanと祖母を2人にしてくれました。

前世のAnは、お料理をしています。


「P´An、実際に蓮の花を使って、沢山の事が出来るね。数日前は、デザートを作った。花びらを使ってそれらを包んでたね。とても良い香りがしたよ」
「沢山の良い事があるのよ。花びらをサラダにしたり、Miang Khamも、それらを包むと良い香りのデザートになるの」
ふうーん、と言いながら、花びらを1枚、口に入れたIn。モグモグモグモグ…


「うぇー、何故とっても不味いの?」Anは笑いながら、良い薬は苦いのよって。
「花びらだけを食べる人は居ないわ。いつもサラダにするんだもの。見て!」
「デザートを包むのに、使わなくちゃね。僕はそれが好き」
「そうね、次回はそうするわ」
姉弟の、幸せな記憶。それはPhamの夢の中にもあったんですね。

現世のDeanと祖母。


「分かってるわ。貴方の父方の家族は、貴方の母を嫌っていた。彼女は早熟だったの。高校を終える前に妊娠してしまった。貴方の曾祖父は、とても怒ったわ。彼は貴方の父親を捕まえる為に、警察を呼んだほどよ。結局は、大事な孫の為に、貴方の両親を結婚させたの。貴方の祖母は、貴方をとても愛していた事が嬉しいわ」
「彼女は厳しかったかもしれません。でもとても愛してくれました。心配はいりません」
Deanは、Phamの作ったデザートを持ってきていました。祖母に渡します。
「何なの?」
「デザートです」
蓋を開けて見えたのは、見覚えのあるデザート。


「これは…これは、Ja Mongkut。長い間、このデザートを見なかったわ。殆どの人は、蓮の花で包んだりしないもの」


「とても珍しいわ。私が若い頃、このデザートが大好きだったの。よく蓮の花を包むのに使ってた。私が知っている誰かが、好きだったのよ」
祖母は、それを一口食べました。
「どこで買ったの?これを作れる人は、スキルが高くなきゃね。香りが、とっても良いわ」

「俺の恋人が作りました」
「あらもう、ガールフレンドがいるの?彼女はスゴいわね。タイデザートを作る若い人を見つけるのは稀だわ。次の機会に、彼女も連れてきて」
嬉しそうに話す祖母に、Deanは真実を打ち明けます。
「お祖母さん、俺の恋人は…男なんです」
祖母の記憶に、前世の2人が見えました。


棺に入った、KornとIn。


泣いているのは、AnとInの母。
(Intouch Chatphokin。1969年8月30日生まれ。1988年8月30日死亡)

「Dean、貴方何て言ったの?どういう意味なの?」
「恋人は男なんです」
再び、泣き崩れる祖母。
「何があっても、自分を傷付けるような事はしないで、どうかお願いよ。お願い」


「心配は要りません。俺を信じて下さい。自殺したりしません」
祖母はその言葉に、驚きました。
「ごめんなさい」
「分からないわ」 
「彼を守る事が出来なかった。今度は誰も死なせません。父が反対したとしても、以前と同じではない」
祖母は、Deanの言っている意味を分かり始めていました。彼を守れなくてごめんなさい、俺がIntouchの死の原因だった、貴方の最愛の弟を失うきっかけになった、と謝るDean。
「何故、貴方が謝るの?それは彼自身の決断だったのに。そうじゃない、それは、Kornのせいじゃなかった」

「P´An」
「そんな…違う…Korn…」
「彼はここに居ます。彼は俺の中に」


Deanは、祖母の手を取り自分の胸へと当てました。
「Kornは貴方に言いたかった“ごめんなさい”と」
一瞬、気が遠くなるAn。それでも、Deanとの会話を続けます。


「貴方は疲れている?苦しい?傷付いてる?」
「俺を信じてくれるんですか?」


「私の孫だもの。私の孫は絶対に嘘を付かないわ」
「ごめんなさい。本当に、ごめんなさい」
「Dean、貴方はKornの記憶を持ってると言ってるのね?」
「そうです、俺の記憶の殆どは…Intouchと家族の事なんです。それとは別に、殆どの事は思い出せません」
「Inの事はどうなの?」
「Intouchは、料理が上手くありませんでした。でも彼は貴方の料理の腕前は決して忘れません」
それを聞いてAnは、泣きじゃくりました。
「ありがとう、本当にありがとう」


2人は固く、抱き合いました。
「彼を愛してくれて、ありがとう。彼を見つけてくれて、ありがとう。本当にありがとう」

2人の会話は、全てが重要だと思ったので、長くなりましたが、会話を殆ど訳させてもらいました。

「よく戻って来てくれたわね。もうどこへも行かないでちょうだい」
「はい、戻りました。どこへも行きません」

書いていても、涙で鼻水が止まらないわ~えーん

Deanは、家に帰ってきました。
ベッドの上で見ているリングは、何でしょう?


Pharm(帰りました。勉強し過ぎました。脳が壊れそう)
Dean(頑張れ。試験が終わったら、ご褒美をあげるよ)


1人でニヤニヤして、何考えてるんでしょうかねぇ、Deanちゃまニヤリ

さぁ、いよいよWinTeamですよぉ口笛
夜中、1時を過ぎています。お昼にManaowに付けられた口紅の跡がまだあるわキスマーク
眠れずに、イライラしているようです。起き上がったTeamは…


何処かへ出かけるみたい。

ドアをノックし、出てきたのは~


「ここで、何してる?」
WinですよぉラブWinの部屋に、深夜に来たのねぇ。


「今夜、一緒に寝ていい?」
Winちゃま、拒否る訳でもなく、首をくいって入れの合図。
でソッコー、ベッドへゴローン。
「おい、動け。寄れよ」


真ん中に陣取られては、Winは眠れませんからね。
「俺はどうやって寝るんだよ?」
動かない気だな?と言った後、おもむろにTeamさんの腕を抑え、覆い被さりましたビックリマーク
ひぇぇぇ~ラブラブ


顔を近付けるWinちゃが、舌舐めずりしてるんだぁ、エロいぉキスマークキスマーク


「何するんだよ?」
「お前が動かないからだ」
もう、キスされちまうぜぇぇチューと思ったらTeam、Winの股間をキックしやがった❗それは、痛い…ガーン


「痛ってぇ。ちょっとした冗談じゃんか」
枕でポン、と止めを指すTeam、やんちゃだわね。
「また、眠れないのか?」
「そうだよ」
仲良く、ベッドに並びます。


「Win、忘れそうだった。メリークリスマス」
「何で今言うんだ?」
「イルミネーションを見に連れてってくれない?」
何なんだ、急に可愛くなるのかTeamよ❗
「いつ暇か教えろよ。連れて行ってやるよ」
デートの約束じゃねぇかビックリマークラブラブラブラブ


「Win、ハグしていい?眠れないから」
きゃぁぁぁラブラブラブTeamが、甘えてるぅ。うんうん、とWinはうなずきます。


そして彼の方が、Teamをハグしてくれましたハート背中に回した手が…尊いキラキラキラキラキラキラキラキラ


さぁ、今回のエピソードは、いつもより放送時間が長かったです。セリフもいつもよりたくさんありました。

Deanが何故、Inの親族としてKornの生まれ変わりになったのか、やっと分かりましたね。Kornは、謝りたかったんです。自分の過ちのせいで、Inを死に追いやってしまった事。
なんて、切ないんでしょうかえーん


そして、最後の最後にぶっ込んでこられた、WinTeam。
ヤバかったあせるヤバかったあせる
Win、カッコ良過ぎ~ラブラブラブ


次回は、ダブルデートでイルミネーションかな?