Deanはますます、前世の記憶へと近付いてきました。
後半、切なさと感動で号泣必須ですよ
では、その②です。
※
Teamのお部屋で勉強中の3人。
DeanからのLINEです。
Dean〈行ってくる〉
Pharm〈大丈夫ですか?〉打ち込みましたが、すぐに消し、〈Teamの部屋に、勉強しに来ています〉と打ち、送信。
Manaowが何してるの?と突っ込み、Teamには離れて2時間しか経ってないのにもう、メッセージ送ってるの?、って言われちゃいます。
心配なだけだよ、と言うPharmでしたが…
この後、Manaowがたくさん口紅を持ってる事をからかったTeamが、お仕置きで顔にいたずらされちゃったり、Pharmもとばっちりをくったり、とにかくわちゃわちゃしてる3人が、ひたすら可愛いシーンでした。
前世の2人。
Kornが、Inを家まで送ってきました。
「ここまででいいですよ」
「本当に?君の両親に挨拶したいんたけど?」
Inは首を振ります。
「いいんです」
「それじゃあ、またな」Inの頭をくしゃっと触るKorn。
「気をつけて帰ってね」
バイバイって手を振ったInは、家へと入って行きました。そこには姉と姪がお出迎え。
「ただいま、P´An」
「お帰りなさい」
「ずいぶん待った?とても会いたかったよ」
そんな姿のIn達を、家の外から見ているKorn。
「ママは何を作ってくれたのかな?」
Kornは、自分との違いを感じていたのでしょうか?暖かい家庭、優しい家族、落ち着ける場所。自分がInに与えてあげられるのだろうか?
無力な自分に、悔しさを滲ませていました。
現世のDean。
弟妹に連れられて、母方の祖母に会いに来ました。
この家さっきと同じ…
「お祖母ちゃん!」Delが駆け寄ります。
「何故、突然会いに来たの?」
「とっても会いたかったの」
Donが「お祖母ちゃん、スペシャルゲストを連れてきたんだ」と言いました。
対面を果たす2人。
「ごめんなさい、会いに来なくてごめんなさい」
Deanも涙です。
「いいのよ、分かってるわ。もう怒ってなんかいないわ。毎日、貴方の事が恋しかったわDean」
「お祖母さんに話したい事が、たくさんあります」
「私も貴方に話したい事が、たくさんあるわ」抱き合う2人。
「私の孫よ」
Del達は、何か食べるものを探してくると、Deanと祖母を2人にしてくれました。
前世のAnは、お料理をしています。
「P´An、実際に蓮の花を使って、沢山の事が出来るね。数日前は、デザートを作った。花びらを使ってそれらを包んでたね。とても良い香りがしたよ」
「沢山の良い事があるのよ。花びらをサラダにしたり、Miang Khamも、それらを包むと良い香りのデザートになるの」
ふうーん、と言いながら、花びらを1枚、口に入れたIn。モグモグモグモグ…
「うぇー、何故とっても不味いの?」Anは笑いながら、良い薬は苦いのよって。
「花びらだけを食べる人は居ないわ。いつもサラダにするんだもの。見て!」
「デザートを包むのに、使わなくちゃね。僕はそれが好き」
「そうね、次回はそうするわ」
姉弟の、幸せな記憶。それはPhamの夢の中にもあったんですね。
現世のDeanと祖母。
「分かってるわ。貴方の父方の家族は、貴方の母を嫌っていた。彼女は早熟だったの。高校を終える前に妊娠してしまった。貴方の曾祖父は、とても怒ったわ。彼は貴方の父親を捕まえる為に、警察を呼んだほどよ。結局は、大事な孫の為に、貴方の両親を結婚させたの。貴方の祖母は、貴方をとても愛していた事が嬉しいわ」
「彼女は厳しかったかもしれません。でもとても愛してくれました。心配はいりません」
Deanは、Phamの作ったデザートを持ってきていました。祖母に渡します。
「何なの?」
「デザートです」
蓋を開けて見えたのは、見覚えのあるデザート。
「とても珍しいわ。私が若い頃、このデザートが大好きだったの。よく蓮の花を包むのに使ってた。私が知っている誰かが、好きだったのよ」
祖母は、それを一口食べました。
「どこで買ったの?これを作れる人は、スキルが高くなきゃね。香りが、とっても良いわ」
「俺の恋人が作りました」
「あらもう、ガールフレンドがいるの?彼女はスゴいわね。タイデザートを作る若い人を見つけるのは稀だわ。次の機会に、彼女も連れてきて」
嬉しそうに話す祖母に、Deanは真実を打ち明けます。
「お祖母さん、俺の恋人は…男なんです」
祖母の記憶に、前世の2人が見えました。
棺に入った、KornとIn。
泣いているのは、AnとInの母。
(Intouch Chatphokin。1969年8月30日生まれ。1988年8月30日死亡)
「Dean、貴方何て言ったの?どういう意味なの?」
「恋人は男なんです」
再び、泣き崩れる祖母。
「何があっても、自分を傷付けるような事はしないで、どうかお願いよ。お願い」
「心配は要りません。俺を信じて下さい。自殺したりしません」
祖母はその言葉に、驚きました。
「ごめんなさい」
「分からないわ」
「彼を守る事が出来なかった。今度は誰も死なせません。父が反対したとしても、以前と同じではない」
祖母は、Deanの言っている意味を分かり始めていました。彼を守れなくてごめんなさい、俺がIntouchの死の原因だった、貴方の最愛の弟を失うきっかけになった、と謝るDean。
「何故、貴方が謝るの?それは彼自身の決断だったのに。そうじゃない、それは、Kornのせいじゃなかった」
「P´An」
「そんな…違う…Korn…」
「彼はここに居ます。彼は俺の中に」
2人は固く、抱き合いました。
「彼を愛してくれて、ありがとう。彼を見つけてくれて、ありがとう。本当にありがとう」
2人の会話は、全てが重要だと思ったので、長くなりましたが、会話を殆ど訳させてもらいました。
「よく戻って来てくれたわね。もうどこへも行かないでちょうだい」
「はい、戻りました。どこへも行きません」
書いていても、涙で鼻水が止まらないわ~
何処かへ出かけるみたい。
ドアをノックし、出てきたのは~
そして彼の方が、Teamをハグしてくれました背中に回した手が…尊い
※
さぁ、今回のエピソードは、いつもより放送時間が長かったです。セリフもいつもよりたくさんありました。
Deanが何故、Inの親族としてKornの生まれ変わりになったのか、やっと分かりましたね。Kornは、謝りたかったんです。自分の過ちのせいで、Inを死に追いやってしまった事。
なんて、切ないんでしょうか
そして、最後の最後にぶっ込んでこられた、WinTeam。
ヤバかったヤバかった
Win、カッコ良過ぎ~
次回は、ダブルデートでイルミネーションかな?