UnとTwoに、とうとうラブな場面がきましたね~

後は、ThirdとKhaiが幸せに、って願うだけ❗
続きです。
※
「話したい事って、一体何なの?」
「とりあえず、入って」
Khaiの部屋に連れてこられたThird。

部屋に入ると、中はたくさんの飾り付けと、綺麗なライディングがされています。

Thirdは驚き、キョロキョロと部屋中を見回してます。
雲のようなもの、バルーン、とってもメルヘンで綺麗。とても、Khaiがやったようには見えないね!

電気が付くと、部屋の中全てがよく見えました。2人が映る映像も、流されています。
そして、背後のKhaiを振り返ると、Thirdの前に膝まずくKhaiが…
「お前は正しい。俺は決して本気で誰も愛さなかった。一人一人は俺が孤独にならないための手段に過ぎない。でもお前だけは、俺が探していた愛だと思う。雲、風船、電球は、俺達が友達だった日数を表してる。今日、俺達は新しい関係で1から始める事は出来ないか?俺のボーイフレンドになってくれ、Third」

指輪まで用意しているKhai。本気のプロポーズのようですね。
「この素晴らしいセッティングを、ありがとう」

「でも僕は、よく分からない。もしお前がやっている事が愛なんだったら」
「お前にとって、愛って何だ?」
「お前がそれに答えなきゃ。もし、お前がそれを分からないなら、お前は本当に誰かを愛せるのか?」そう言うと、Thirdは帰っていきました。

落ち込むKhaiです。頑張ってKhai!
授業の教室に、Khaiが見当たりません。
「Khaiは、何処なの?」

Boneが、しばらく個人的な問題を処理する為に、離れなきゃならないって、メッセージを貰ったと言いました。
心配そうな、Thirdです。
ある夜、BoneとTwoはKhaiの部屋に、様子を見にきました。数週は居ない様子に見えます。
この部屋で、女の子達とパーティが開けそうだって話してます。
すると、何か物音が聞こえました。

キャスト、ディレクティングスタッフ、音響スタッフ、脚本スタッフ、と順番に舞台へと紹介されながら、出てきます。

裏では、Khaiは何処だ?誰か知らないか?と、探していました。
確かに、Khaiは照明スタッフの列に、居ませんでした。

全てのスタッフが、舞台へと上がり、全員で挨拶をしました。大きな拍手がおこります。

その直後、照明が全て消えました。一瞬、真っ暗になる劇場。
そして、舞台上の1人に、スポットライトが当たります。Thirdでした。

そして、その向こう正面には、同じく灯りに照らされているKhaiの姿がありました。
観客や、他のスタッフ達も何が起こっているのか分からない様子です。

ゆっくりと、KhaiがThirdの方へと近付いてきます。
「何をしてるの、Khai?」
「Third、お前に言いたい事がある」

Thirdの前まで来たKhaiは持っていたフリップを、彼に向かって見せました。

〔ハーイ、今日はいつもと変わらない同じ様な日だ。でも、俺はお前に、特別な事を伝えたい。お前は特別だ。これと同じような特別って事じゃない〕アメコミヒーローのフリップです。

〔お前は、それ以上なんだ。今日は、特別って事が俺にとって何であるか、お前に話したい〕

〔俺は、お前の友達だという事が、嬉しい。俺は、お前を愛しているという事が、嬉しい。俺は、お前と一緒にたくさんの事が出来て、嬉しい〕

〔でも俺が、お前ともっともやりたい事は…お前と一緒に、年を重ねる事だ。カップルとして〕

「Third、俺は出来るだけたくさんの、ロマンチックな映画を観た。愛とは何かを見つけるために」















「俺はそれら全てで、お前を見つけた。主人公が愛を表現するシーンは、俺達が3年間、友達だったときに、お前が俺にくれたものと、同じだった」

「今、俺は愛は美しい花じゃないって知ってる。豪華な場所でもない。でもお前が俺にくれた誠実さ。もし俺がお前に、愛の告白をするなら、良い方法は無いんだ。お前が俺にしてくれた誠実さ以外には」

Thirdが最初に、意を決してKhaiに、告白するシーン。鈍感なKhaiは、この時Thirdの気持ちなんて知りもしなかった。

「もし、俺がここでやった事をまだ、覚えててくれるなら。俺はお前にどんな愛があるのか、本当に分からないけど」
Khaiは、ポケットからThirdに買ってあげたペンダントを取り出して見せました。酔った部屋で言い争った時Thirdは、Khaiに投げつけていましたね。

「俺とお前の名前を刻んだんだ、俺の為に。お前は映画じゃない、現実だ」

「俺と、付き合ってくれないか?」
周りの人達から、「Say yes!」という声と手拍子が聞こえます。

「Say yes! Say yes! Say yes!」
やっと、やっとThirdは、そのペンダントを受け取り、大きくうんうん、と頷きました。

そして、しっかりと抱き合いました。

周りの人達から、拍手と歓声が上がります。

僕達は、1人で生まれたと思っていた。僕達は、1人で死ぬだろう。何故なら、選ぶことは出来ないから。

僕達は、1人で生きる事を学ばなければ。

Khaiは、泣いているThirdの涙を手で拭ってあげます。とても、嬉しそうに笑うThirdとKhai


でも今、僕は知ってる。まだ生きている間は、誰と一緒に居るのかを選ぶ事が出来る。これは、僕達の映画の始まりだ。

【4年後…】
「お取り込み中だったか」からかわれる2人。そこに、Twoからのテレビ電話がThirdに掛かってきました。
「プロジェクターに接続しよう」

TwoはUnと2人、国際コマーシャルアワードの授賞式に参加していました。そして、彼らのコマーシャル『Theory of Love』が、大賞を獲得したのです。
授賞した4人は、インタビューを受けています。

「国際賞を受賞したばかりですが、私は4人がとても深い愛について、広告を思いつく為のインスピレーションは何だったのか尋ねたい」
Third「実際には、自分達の物語から、全ては始まりました」
Two「Khaiが恋をしました。コンテンツを見たら、そのキャラクターがわかります」
Khai「若い頃の愛に対する、私の見方です。簡単だと思っていました。女の子を手に入れたら終わりです。それが、ハッピーエンドです。年を重ねるにつれて、私は愛を理解するようになりました。愛を生き続ける事は、より重要です。私は、私の愛の関係について、感謝しています。この事を教えてくれたからです」
Thirdを見つめるKhai。

「その1人なしで、この広告は成功しなかったでしょう」
「今、私は貴方のインスピレーションを見てみたいです、Khai」
Khai「その人は、ここからそんなに遠くありません。彼らは私の全てです。彼らは同僚で、私のアドバイザーで、私の人生のパートナーです。私が、彼らと会社を設立した事実は、正しい事を選んだんだと気付きました」

「Khai、何の日か知ってる?」
「俺達の記念日?違う、俺達が最初にキスした日か?いいや、初めて一緒にここに引っ越してきた日?いや、それは少し前に祝った」

「今日は、Thirdディだよ。僕は、この日を楽しみにしてた。だって僕はお前と映画レビューのクリップを撮影する事になるだろ」
「Third、俺達が卒業して以来、映画レビューをしてなかったな。今夜、ライブをやろう」
カメラをセットアップするだけで、全ての思い出が戻ってくる。

僕は彼に、クリップの背景に座るように頼んで、彼が僕の映画レビューを手伝って、隣に座って、ここまでくると思っていた人。永遠に。
「The Girl that Never Stops Laughingの僕達のレビュー、それは全てのコメディファンにとって、見逃せない映画です」

「その通り。次のレビューは何の映画がいいでしょうか、または望むものは何でもしますよ。コメントお願いしまーす」
コメントをチェックしてみよう、とKhaiはPCを開きました。

「間違ったボタンを押しちゃったんだな」
「みんなが僕達がキスしてるトコ見たよ。おー今、電源切って、ボタン押して」
俺にとってお前は、映画じゃない。現実なんだ。 ーKhaiー
※
終わったぁ











めちゃんこ、最高な終わり方やったぁ

loveなOffGun、いつまでも見たい

お読み頂き、ありがとうごさいましたm(__)m
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