ゴーストSingto、可愛いくてちょっぴり切ない、2話です。
誤訳、意訳失礼しますm(__)m
(英訳ではMes、となっているSingtoの役名ですが、脚本のお話をなさってた方がMet、と書かれていましたので、私はMetで訳しています)


Thunと一緒に来ると決めたMet。
2人は、お祈り用のお買い物をした帰り道です。

「礼拝の為に買うものを、どうやって知ったの?」
「それは…俺、賢いから!Googleで調べた」
Googleを知らないMet。
Thunも実は何故、それがタイの甘い食べ物でなくてはいけないのか、不思議でした。かき氷やアイスクレープでも良いのでは?なんて言ってます。
アイスクレープ?何も知らない様子のMet。
「P´Met、本当に知らないの?すぐ分かるようになるよ」

Metは突然、自分が学生だった頃の事が、記憶に甦ります。図書館に居る自分、校庭に居る自分が誰かに話しかけられている場面…

「どうしたの、大丈夫?」
Thunが、心配そうです。少し、変な感じがした、と言うMet。きっと新しい場所に来たからなのでしょう。

Thunの住んでいる、寮のドアの前。
鍵を探すThunを置いて、ドアをすり抜け、先に中で待っているMet。
「P´Met、人間のように振る舞う事は出来る?」

Thunの部屋に入る2人。
Metに、入ってと言い、僕の部屋だよバスケが好きなんだ、と話すThun。しかし、部屋は少し散らかっていました。下着とか、ささっと隠したり、ベッドルームも、ちょっとだけ見せて、片付けながらのご案内(笑)

ソファーで眠れるか、と聞くThunにいつも日々、自分のお墓で寝ているから、とても快適だと話すMet。
1人でここに住んでる、散らかすから誰かと住むのは難しく、時々シャワーを浴びるのを忘れたりする、とThunが言うと、「うぇぇ~本当?!」って、思わず可愛いポーズしちゃうMet。


脱いだ洗濯物を「取って」と言ってMetに投げてみますが、ゴーストですもの、すり抜けちゃいます。
「誰かをからかうのが、好きなの?」
「面白い」
「最初のルームメートが、ゴーストって意味?」
「とってもクールだ」

突然、友人の2人が部屋のドアを勝手に開けて、入ってきました。とっさに、姿を消すMet。
「さっき、戻ったのか?」と、Prince。
「お土産は?お母さんに会う為に家に帰ってたんだろう?」
Thunはその場を取り繕います。
「あー、忘れてた。何かあった?何故、ドアをノックもしないんだ?鍵を返せよ」


「嫌だね、また鍵を無くした場合に備えて、俺が保管する」
バスケの練習に、行くようです。
「行こうぜ」
「行こう、行こう!バスケに行かなくちゃ。帰りは遅くなる」大声で言うThun。もちろん、Metに聞こえるようにです。
「誰と話してる?」
「お前らとだよ」そして、3人は部屋を出ていきました。姿を現すMet。

学校に行ったThunは、バスケットの練習です。それが終わると、1人の女の子が近寄ってきました。
「Plai!」
「終わった?お腹が空いたわ。Prince、Khiew、急いで!お腹が空いた」

4人で、食事をしています。
モリモリ食べるPlaiに、男の子達が驚きます。
「P´Chinと映画を観に行ったと思ってたよ。彼は、何か食べに連れて行ってくれなかったの?」と、princeが聞きました。
「彼の前で、食べなければならない時、優雅でいなくちゃならないでしょ。こんなに思いっきり食べられない。食べる時は、貴方達とが楽なのよ」
「俺達も、男だけどな」
「同じじゃないわ」
皆で、彼女をからかったりしています。


PrinceとThunは、ドリンクを買いに席を離れました。
PrinceはPlaiの好きな飲み物を覚えていました。Thunはそこで、チョコレートも買いました。

席に戻り、Plaiの飲み物を渡すThun。本当はPrinceが覚えていて買った物ですが、PlaiはThunが覚えていたと、勘違いしました。
Khiewにチョコを取られそうになり、「俺のだ」と言うThun。今までチョコは好んで食べなかったので、不思議がられていました。

夜、Metが待っている部屋に、帰ってくるThun。

「何してるの?ノートパソコン使いたいの?」
「これは、ノートパソコン?」
Thunが電源を入れて、それが光るだけで驚くMet。


「ヘイ、スゴいな!」「至って普通のだよ」
「もし君が、僕の時代にコンピューターを見れば、同じように思うよ」
「貴方が僕のiPadを見たら、それが未来から来るって思うよ」
「20年、お墓に居たんだ。それらは、君と一緒に未来から来る様だよ」
「20年、それは未来へのワープのようだね」
ワープ、の意味も分からない様子のMetに、Thunは説明します。
「忘れてた」鞄からチョコと電子線香を出し、Metの前に供えるThun。
「貴方の為に買ったんだよ」「ありがとう」
「電気線香を色んな場に置いておくから、俺が居ない時は、貴方はここの全てを使ってもいいよ。だったら、退屈しないでしょ」
嬉しそうにガッツポーズのMet。可愛い~ラブ
「時々P´Metは、子供の様だね。俺達は一緒だ。ルールを作らないと。その1、何処に行こうとも、行きたい処も、最初に俺に言う事!」
「君は僕の親?」
「その2、P´Met、必要以上に幽霊として振る舞わない事。誰かを驚かさないで。誰かに貴方が此処に居る事を知られちゃいけない。誰かが知ったら、トラブルになる」
「僕を脅迫してるの?」
「俺は貴方をここに滞在させてる。今、貴方の保護者だ。貴方の世話をしなきゃならない」
でも本当は、それを言いたかった、無理しないで、とMetに優しいThunです。

Thunの携帯が鳴りました。


どうやら母からのようでした。
テストの事や、お酒を飲みすぎてないか、聞かれていました。Metはその様子を、珍しそうに見ています。
「俺、風呂に入ってくるね」

シャワーを浴びたThunは、素っ裸でベッドルームに出てきます。目の前にはMetが❗
「おぃぃ❗」
Metは思わず、両手で顔を覆います。Thunは何故か、大事なトコをバスケットのボールで隠す(笑)
で、Metはそっと指の隙間から、様子を見ちゃったりするの。またまた可愛い~爆笑


「どうしたの?」
「どうやってコンピューターを開くのか、聞こうと…でも今は必要ないと思う」
「もし必要ないなら…外に出ててくれる?」
Metはベッドルームから出ていきました。

Thunはベッドルームからそっと、Metの存在を確認しています。Metと目が合うと、ささっとベッドに戻るThun。彼も子供の様です。

朝です。
シリアルの箱があり、掴みたいMetでしたが、ゴーストには難しい…Thunが起きてきて、ボールに移し、ミルクをかけるのを見ています。
「君は毎朝、食べるの?」
「食べたいの?」
「んー、知ってるくせに嫌なヤツ」
テーブルに座り、線香を焚き手を合わせるThun。すると、Metもやっとシリアルの入ったボールを貰う事が出来ました。お供えってやつですね。


「昨日は、よく眠れた?」
「とっても。僕の仕事は眠ることだ」
「俺は今日、授業がある。P´は何をするの?」
Metは、コンピューターが触りたいみたいでした。
PCの前に座り、使い方を教えます。
「これは、インターネット。ここで色々と調べる事が出来る」
Metの本名が分かれば、調べる事が出来るのですが、Metは覚えていないと言います。
Thunは、迎えに来た友人と学校へ行きました。

学校の授業が終わり、雑談しているとKhiewが、ThunのFBに〈生まれ変わる方法?〉と投稿されているのを見つけました。

部屋に戻ったThunはMetに、GoogleとFBの違いを説明します。
自分のFBの写真を見せ、そしてMet用のアカウントを作ってあげました。


MET CUTE 名前の無い人
余り、登録名を気に入ってないMetですが、Thunに気を使って言えませんでした。

約束通りMetはThunに、勉強を教えています。Thunは学校にバスケットにと、忙しくしていました。
毎日、家に1人ぼっちのMet、退屈です。

週末、Thunがベッドルームから出てくると、目の前でMetが満面の笑みで待っていました。

可愛えぇ~ラブ
「その顔は?」
今日は、休日です。
MetはThunと出掛ける約束をしていました。しかし、Thunは、Princeに奢って貰える約束で、死ぬほど食べてきたいから、別の日に変えてと言いました。
「勉強をたくさん手伝っただろ。僕は一緒に行けるよ」
Metは行く気満々ですが、お線香やら独り言に聞こえる会話やら、何かとバレるとまずい事になります。
そこに、Prince達が迎えに来て、早く行こうと言います。ThunがMetの様子を伺うと、自分もと指差してました。

はい、またまた可愛いラブラブ
Thunは、仕方なくお腹が痛くて行けそうもない、と嘘を付きました。
Princeは少し疑っている様子でしたが、本当に来ないのか、と念を押すとKhiewと2人、部屋を出て行きました。
パチパチと手を叩きながら「素晴らしい役者だね」とMet。
「俺は将来、弁護士になる。心理学が得意だから。俺は貴方を、がっかりさせたくないし」
「ありがとう」
「それで、何処へ行きたいの?」


大きなショッピングモール。Metは嬉しくて珍しくてたまりません。
カフェでは、かき氷の値段の高さに驚くMet。
「259バーツ?粉砕した氷が、こんなに高くなるの?食べない」
Thunは、チョコレートのを選び注文します。出てきたのは、とても美味しそうな可愛いかき氷。Metは目を見張り、舌舐めずりしちゃうチュー
「食べてみたい?」
Thunは、鞄から電子線香を取り出し、付けました。
「準備OK?1、2、3!」
Metは子供のように、冷たくて甘いかき氷を、嬉しそうに食べてます。ここのsingto、萌え死ぬほど可愛いラブ

シューズショップでは、スニーカーの高さにまた驚くMet。Thunとお喋りしていても、周りからは、独り言を言ってるように見えます。店員が「何か御用は?」と聞きにきます。
Thunは、一足買いました。スマホ決済でキャッシュレスで買い物するThunに、またまた驚くMet。彼にとって現代は、見た事の無い事ばかりです。

同じショッピングモールで映画を観ていたPrince達。これからどうする?と相談していると、遠くにThunの姿をKhiewが見つけました。そして、Thunと目が合います…
「逃げろ!」
逃げるThunとMet、追うKhiewとPrince。逃げる、追いかける。

何か、とっても楽しそうに走るMetがまた、可愛いラブラブ
あるお店の中に入り、何とか隠れた2人。Princeは本当にThunだったのか、それなら走って追いかけず、電話すれば良いとThunに電話をかけます。聞いていた彼は、とっさに電源をきりました。
確かにThunだったと言うKhiewと、彼の寮に確認しに行くと言っているのを聞いたThunは、「すぐにチェックに来る!」と、急いで部屋に戻りました。

携帯を置き、ソファに寝転んだとたん、2人が入ってきました。ギリギリセーフ…あせるあせる
「えーThun、ずっと此処にいたのか?」
Khiewが、ショッピングモールで君を見たと言った。
「何で電話に出ないの?」電源を切ってた、というThun。しかし、目の前に立っているMetの足元に、購入した靴の紙袋が見えていました。ThunはMetに、必死で目で合図を送ります。気付いたMetは、とっさに袋をベッドルームに蹴り入れました。音と同時に「おい、みんな!」と大声を出すThun。
「何?」「聞きたい事が…Plaiはどこ?」
彼女を置き去りにしてきたPrince達。そこにちょうど彼女からThunに電話が入りました。
2人を帰し、電話で話すThunとPlai。それを見ているMet。

電話が終わるとThunは、シャワーを浴びにバスルームへ行きました。テーブルの上のスマホが気になるMet。
今朝、シリアルの箱を掴もうとしたのに、掴めなかった彼が、さっきは紙袋を蹴る事が出来た…
Metは、集中してスマホを掴もうと試みました。1度、失敗。また失敗…
しかし、なんとスマホを手に取る事が出来たのです❗


嬉し過ぎて、泣いちゃいそうなMetです。

次の日の朝、テーブルでミルクのコップを指で動かすMet。
「昨夜の事、覚えてる?買い物袋の事」
「だから今は、何でも触れるって意味でいいんだね?スゴいよ、P´」
Thunは、自分の右手を差し出し、もし俺に触れたら、貴方は人間と変わらないよ、と言いますが、MetはThunの手に触れる事は出来ませんでした。今はこれで十分、自分でTVを付けて、CPも使えて、自分の為に圧縮線香も焚く事が出来るから、と言いました。
Thunは、洗濯やトイレの掃除や部屋の掃除も、と貴方に仕事を与えてあげる、と都合よく言ってます。朝の、楽しい会話。
Metは、Thunにガールフレンドの事も聞きました。前に彼女が居ると言ったのに、Plai以外の女の子を見た事がないからです。
Thunは、もう別れた、ワガママで嫉妬深い人は好きじゃない、1人も悪くないって言い訳っぽく話します。聞きながら何故か笑ってるMet。「何、笑ってるのさ」

Metは今日、学校へ一緒に連れていって欲しいと、Thunに頼みました。此処にいても淋しくて退屈なMet。昨日の様な事があったら、どうするの?と心配なThun。
しかしMetは、連れていってくれたら、全ての家事をするから、お願い!と食い下がります。
お目々をパチパチして、可愛くお願いするMet。可愛い過ぎるチューラブラブ

Thunは、自分の近くじゃなく、くっついててよ、とMetの願いを聞き入れ、学校へ連れて行きました。

学校に着くと、PrinceとKhiewがいました。Plaiは?と聞くと、P´Chinに送って来てもらうようです。
話してるいると、P´Chinの車で、Plaiが到着しました。
車を降りるPlaiを、何故かじっと見つめるMet。

教室で授業中Metは、あちこち歩き回ってます。他の生徒に顔を近づけたり、くるくる回ったり、姿を消したり、やりたい放題(笑)
突然、Thunのすぐ近くに顔を見せた時思わず、「おっ!P´Met、他のところでやってよ」
と大声を出してしまいます。先生に叱られるThun。その後ろで、またふざけるMet。

あかん、もう可愛い過ぎてしぬラブ

教室から外に出て、ここで待ってて、貴方がいると集中できない、と言います。もう君の近くに居てって頼まないの?と言い返すMet。
「P´Met」真剣なThunに、ふざけすぎた、と言う事を聞き、階段で待つことにしました。

そこに、女学生が階段を登って来るのが見えました。彼女が持っていた学校のマークの付いた本を見たMetは、何かを感じます。そして、彼女の後を付いて行きました。

授業が終わり、Thunが外に出るとMetが居ません。3人にはトイレに行くから、と言ってMetを探します。
3人は、誰かと話してたり、探しに行ったりするThunを、何か変だと思っていました。

Metは、女学生を追いかけ、ある建物の前にきていました。図書館のようです。何かを思い出すMet。

自分が座っているデスクに、専門書を持ってきてくれる女の子がいます。図書カードを使って、と差し出されているMet…

そこに、ThunがMetを見つけやって来ました。
こめかみを押さえ、苦しそうなMet。


Thunは、どうしてこんなに所にいるの、待ってていって言ったのに、僕の校舎に戻りかたも分からないでしょう、と言っています。
そこに、3人の友人たちが来て、独り言を言ってるように見えるThunを、心配そうに眺めていました。

「P´Met、聞いてる?P´Met❗」
彼の問いかけに、やっと気付いたMet。
「Thun、僕はこの学校でかつて勉強していたと思う」

1つ、Metの記憶が戻り、分かった瞬間でした。


はぁぁぁ口笛口笛
Singtoが、可愛い過ぎてどうしよう、って感じです。
物を触れた時の顔、外に出て珍しそうな顔、いたずらする顔、もうこれはヤられるよねラブ

1つ、記憶が戻ったMet。
これから、Thunと本格的に「自分探し」が始まるのですね。