FOD配信の『インディゴの気分』観た!チュー

異様な興奮を、押さえられない私…
(ネタバレしておりますm(__)m)


〈何とも説明しずらい関係、ってあるだろう?〉


バーで飲んでいる2人…
「付き合う事にしたんだ」
木島(竹財輝之介)は「久住くんと」と続けています。
城戸(吉田宗洋)は、「大事にしろよ」
と、言いました。

タクシーの中、
「ちょっと飲み過ぎたかなぁ」
という木島。


いつの間にかうたた寝しています。


そのまま、居眠りして肩にもたれ掛かる木島…
距離が、近い。

〈ふいに、あの日の衝動が、よみがえった〉


キスするのか?
と、思った瞬間、目を開けた木島が、
「ごめん」

そして城戸も、
「いや、悪い…」何、やってんだ…
〈俺たちはもう、ベッドになだれ込んだりしないのに…〉

一体これまでの二人の間に、何があったのでしょうか?

ー  数年前…


大学時代のゼミの教授が、亡くなりました。
その葬儀の場で、同級生だった木島と再会した城戸と同級生たち。
彼だけが、連絡先が分からなかったと、言われています。


ゼミの仲間とは、定期的に会っていた城戸ですが、彼だけは例外でした。


一人でいる木島に、声を掛ける城戸。
「来てると思わなかった、久しぶりじゃん」

「どちら様ですか?」
2年間、同じゼミだったのにも関わらず、全く覚えていない様子の木島。


女性の同級生がやって来て、声を掛けるとそちらは覚えていた様子。
城戸は、思わず「そっちは覚えてんのかよ!」と独り言えー

葬儀については、新聞の訃報覧で知り、どうしても来たかったという木島。

「通夜ふるまい」に誘われる木島でしたが、遠慮しとくよ、と言って帰ってしまいました。

通夜席では、木島の雰囲気が変わった、だの最近新しいの書いてるのかな?なんて、噂話が飛んでいました。

木島は、成功した小説家から転落した、との話をしています。

学生の頃、城戸も作家を目指す文学青年でした。


『インディゴの気分』という小説を手にしています。その作品の著者は「木島理生」
彼の作品を読み、打ちのめされる城戸です。


そして、「俺はもう、こんなの書くまい」と思ったのです。

通夜の後の二次会を断り、車に乗る城戸。
まだ仕事がある、と言ったけれどそんなのはありませんでした。

事故で渋滞の道を避けて道路を走っていると、城戸は歩いている木島を見つけました。

「おい木島…木島くん!」

帰りの電車賃が無く、歩いてるという木島。
茅ヶ崎から都内に歩いて帰る、など城戸には普通じゃない事です。
「家、どこよ?」
「新宿の方」


「乗れよ」
「いいの?」
「じゃあね、バイバイって訳にもいかないだろう」
思わず、大声で言う城戸。

結局、送ってもらうことになり、車に乗る木島。
車内では、本当に木島に覚えられてなかった事に、再び落胆する城戸。
自分は今、雑誌の編集者で、ポルノ小説を担当している事を話します。
別に好きでもないけど、バイトしていた所にそのまま就職したのです。
車は社用車、3日前に同棲していた彼女に追い出された、という城戸。
会社に寝泊まりしていました。

木島のマンションの前。
「ここか?良い家じゃん、買ったの?」
「儲かってる時」

車を降りる木島は、城戸に「良かったら、家に泊まれば?」と、誘います。
「いいのか?」
「送ってくれたし、お礼」
「ありがてぇ~やっと風呂入れる!」

「どうぞ」
「お邪魔しまーす」


「へぇ、割りと綺麗にしてるんだな」
部屋を見回す城戸。
おーびっくりあの『ポルノグラファー』の時の、木島先生の部屋だ❗

「家賃くれるなら、住んでもらっても構わないけど。忙しそうだし、家探すのも大変だろ?」

会社に近いし、ありがたいけど、と言う城戸は、本棚にあの『インディゴの気分』の本を見つけます。
「懐かしいな、これ」

「風呂、そこ」
木島は、指を指して示しました。
「いいのか?3日も入ってないから臭くて」
城戸さんよ、マジか!?

「木島❗」
「木島、木島ぁ❗ちょっと早く」
大声で木島を呼ぶ、城戸の声。
「うるさいなぁ」


「どうしたの?」
お風呂のドアを開けると、シャワーのヘッドを壁に向けている、城戸が見えました。
「あ、あ、このシャワーぜんぜん、お湯出ねぇ」
「あ…忘れてた。家、お湯出ないんだ。給湯器壊れてて」
給湯器は買うと結構高いから、と水で洗うコツを、城戸に教えたりします。
ちょっとずつ洗うと、寒くないんだってキョロキョロ
「わ、わかった」
あいつ、そんなに金に困ってるのか、と城戸は思いました。

レコードをかけて、お酒を飲む木島。
「なんとか、さっぱりしたよ」
と、風呂から出てくる城戸に、服を用意していました。
「それ着て」

城戸は身繕いしながら、テーブルに置いてある、色々な請求書を見つけます。

「これ、払った方がいいやつじゃないの?」
「持ち家って言っても、いろいろと金掛かるんだよね」

借金もあるようですが、払わなかったらどうなるかな、なんて呑気な事をいう木島。
今は、ぜんぜん仕事はしていない、文学性の違いで、出版社とは喧嘩別れした、と言います。


使い捨てられた様な、寂しげな木島に目を留める城戸。
「なぁ、良かったらウチで書いてみるか?俺が担当しているレーベルで。まぁ、官能小説だけどな」
「はぁ?」

木島は、ポルノ小説を書け、と言われた事でバカにされたと思ったようでした。
この僕が?絶対、イヤだね❗」

「ポルノは、文学じゃないよ。道具さ、目的や用途が有るものは、全部道具だ」
お酒を用意する木島に、歩み寄る城戸。

「僕は、文学しか書くつもりはない。下らない消費物を書く位なら、作家なんか辞めた方がマシだ❗」


そう言われた城戸は、怒りを抑えています。
一呼吸おき、話をする城戸。
「まぁ、そう言うなよ先生」

城戸は木島に、書いて欲しかったんです。

自分がかつて、負けたと思って夢を諦めさせられた本人を前にして、「木島先生のファンだから」と言います。
「すごく才能あるし、俺、全部読んでるんだぜ。書き続けて欲しいんだよ!もったいないよ、いつかまた、文学を書く繋ぎ、でいいからさ」

躊躇する木島に、お金が必要だろ、借金の督促状もある。
ほっとくと、あとが怖いぞ、と言い聞かせます。
「どうしたらいいか、わからないんだ。これから、どうしたらいいのか…」
途方にくれる木島を見て、城戸は思いました。

〈俺は、ぐちゃぐちゃにしてやりたくなった〉

「木島なら大丈夫、キャリア的に気になるなら、名前を変えればいい、書いてみなって」
給湯器は俺が買ってやるから、と言われて悩んでる木島を見る城戸は、思います。

〈才能に溢れ、高潔でプライドの高い、俺の憧れだった男〉


おおおおお!!!
これは、これは「城戸さん」目線からの作品なんですね!?←原作、読んでない私てへぺろ

いいよ、いいよラブ
アダルトな雰囲気、大人の2人。
今回の城戸さんの、格好良い事よラブラブ

1話は何にも、事に及びませんでしたが、そこはかと無く、エロいキラキラキラキラ

ありがとうFOD音符
次回も、とっても楽しみです。

最高だZ~っ(ぜぇーっと!)!