好きって | 緑のアロマ 青い波音

緑のアロマ 青い波音

日常と拙い詩、他愛のない話、情景の切り取り

予感に怯えた猫
躊躇いに見捨てた希望
箱にしまってあなたに預けた
誤り呟く
繰り返すことばかり星になり

信じるって嘘にした
思うって、迷子探し

てんとうむしが指先飛んだね
そのままあなたに向かうララバイ
目隠し外したい

滝の飛沫が羽根になる
翔び立つ心
背にした雪山の輝きが影を射した
粒の贈り物

甘い爪の雫 瞳に垂らして
そらさず見つめた
心の丘に立って見えた景色あなたのたたずみ
熱い手の温もりは頬を包んでいて欲しいんだ
高見の空で抱くように



20160323