道の片隅に落ちてた
かたっぽの靴
知らなかったの
会うなんて

道の片隅座り込んだ
欠片だけのわたし
忘れてたの
心のすき間

道を走る茶色のわんこ
落としてった靴
心にはまって
すき間うめた

表だけをどこまでも
裏通りを知らず気づかず

逃げてく反らして

道の片隅に落ちてた
白い靴
知らなかったの
心に足跡

道の先に虹ひとつ
靴を胸に
立ち上がる
いけるかな

青い空に消さないで
見つめて躍る鼓動

ちいさくすり足

見つめてる刻んでる
それだけの羅列

知らなければ
しらないままに
放るだけの
かたっぽの靴

空の彼方からcallする
虹の音楽