ハーフを過ぎた。
昨年走った、防府読売マラソンのときより30秒遅い。30Kあたりから調子が悪くなり
トイレを我慢しすぎて膀胱が痛くなってレースへの集中力、
トイレ探しに翻弄しついには、足にもきてしまった。
今回のハーフあたりでは、たぶん防府のときのほうが余力はあったかもしれないが
集中力と精神力は完全に今回のほうが上だった。もうすでにトイレも済ませてある。万全な体制。
グンとスピードが上がり始める。

途中、有森裕子さんとハイタッチをしてもらい、笑みがこぼれる。

50mほど先に走っている女性を目標に走ることにした。
女性は男性と違って最初から最後までイーブンペースで走りきるタイプが多い。
失速する女性はあまり見かけない。(僕だけの見解ですけど・・・)
1キロあたり10秒は早くなったと思う。
それはそれでちょうどいいペース。しかし、どこかで足にくる。それがどこでくるか
今回は耐えてみせる。足にくるなよと祈りにも近い思いだった。
関門橋が見えてきた。もうすぐ折り返しだ。
調子は悪くない。ずっと1キロごとのラップを確認しながら・・。
裸で応援している人、バナナの格好をしたひとなどなど走りながら爆笑させてもらった。
30キロを過ぎた。ここからだ。
33キロのときに、それがやってきた。
イーブンで走っていると思われたラップはとうとうキロ5分を切れていなかった。
いよいよ走れなくなった。また始まった。
どんどんラップの低下が加速していく。
止まりたい気持ちと走りぬくぞという気持ちが揺れ動く。
37キロあたりの給水で、3回も取り損ね、給水できなかった。もう、手がうまく動いて
いなかった。立ち止まってちゃんと取るべきだったのだろうが、前にひたすら進むことしか
考えていなかった。
めまいを起こしながらグルグルした感じで気持ちが悪い。目を開けていることが辛い。
フラフラな感じで、もう気合でしかなかった。 ゴールしたら倒れこむかもしれない
そんな風に思いながらもとにかく進む。
散々、周りに追い抜かれながらゴールを迎えた。
動けなかった。
ゴールしてしばらく立ち止まっていた。大丈夫ですか?
大丈夫です。
無理しないで下さい。 車椅子にどうぞ乗ってください。 いえいえ。
さぁさぁ。 何回か続く・・・。
ま、そこまで言われたら、ということで車椅子に乗り救護所へ向かった。