こんにちは。
もふおです。
今回は、太陽の影響を受ける事について、個人的なおさらいも含めて考えます。
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暦の上では先日、立秋(太陽黄経135度)を迎えましたね。朝方は何となく暑さが和らいできた気がしますが、日中の暑さはまだまだ危険ですね
今年の処暑(太陽黄経150度)は8月22日ですので、この辺まではまだ暑いでしょうね
太陽の威力がガンガンなタイミングで、私も太陽についておさらいしておこうと思います(太陽の影響を受ける惑星の状態)
ホロスコープを見ていると割と見かける気がする配置に、コンバストがあります。コンバストの意味を直訳すると、点火・あるいは燃焼させる・爆発する・いきり立つ・逆上する・燃える・燃焼するなどの意味がありますが、占星学では『焼かれる』という表現をされますね。
コンバストは、太陽の8度以内にある惑星の事で、惑星が焼かれるという状態を意味します。コンバストにある惑星は、その特性や資質が強い光と熱・暑さの元にある為に弱る・発揮しきれない・隠れてしまうという作用を受けるかもしれません。太陽と個人天体である場合、日常の自分に少なからず影響してくると思います。
以前、一緒に仕事をしていた仲間の一人に、余り自分の事を上手く話せないというか、思っている事を話しているのだけれど、何かそこに言い切れていない部分が残るような、自分自身も相手も、もう一歩納得する言葉が出てこないで不完全燃焼してしまうというケースがありました。多分、コンバストする水星の力に本人が一番悩んでいるように見受けた事があります。
この状態が、太陽の力で水星が弱ってしまっていたのか、水星の力が太陽によって隠されていたのか、または無意識に自分の言葉を隠そうとしてしまったのかまでは、サインとアスペクト・デグニティーを忘れてしまったので不明ですが、毎回上手く言葉が出ていなさそうだなという印象だけは覚えています。他者に突っ込まれるみたいな事もありましたね本当は何が言いたいのかなみたいなね。
また、太陽から8度~15度以内にある惑星を、Under the Sun's Beams(太陽の光の下)と呼びますが、これはコンバストよりも、焼かれていない状態ではありますが、同じように太陽の近くにはあるけれど、近いが故に、灯台下暗し的な作用が起きる事が考えられます。見えていないので、意識が向かない事もあるでしょうし、何をやってるかわからないみたいな危うさがある気がします
そういった意味では、太陽(意志・本質)に隠された個性がそこにあるのかもしれません。隠されている・イマイチ見えないけれど確実にそこにあるという個性の一部がポジティブなものなら、なんか秘密めいた魅力が出るでしょうし、ネガティブなものを溜めてたら、個性に湿気があるかもしれませんな
その湿気が魅力になる場合も勿論あるでしょうから、そこは自我の『見せ方・プロデュース力』がいくらか必要になる場合もあるかもしれませんけどね。
ただ、ネガがポジ変換されて、人々から愛されたり応援されている人などを見ていると、人生の見せ方も個性というセンスが吉星がやって来たタイミングで出るかもと思う時があります。自分ではネガティブな事でしかなくても、他者からはそのネガな部分にたまらなく惹きつけられてしまうという現象が起こるのです。ただ、本人としては不本意である場合があるのですけどね
それから、私は、まだ出逢った事がありませんが、カジミ(Cazimi)を持っている方です。太陽と1度以内(16分)に惑星を持つ方です。太陽に近すぎて大丈夫既に燃えて“無い”んじゃないかと思ってしまうのですが、太陽の心臓にあるという意味で、むしろレア過ぎて、超幸運な配置とされているのですね
心臓部分ですから、この惑星がどのような作用を起こすのかは、想像でしかありませんが、絶対的もしくは、圧倒的な存在感があるのかもしれませんし、その惑星に後光が指すように、何かを照らすのかもしれませんし、太陽の光を纏って個性が眩しく輝いているのかもしれませんし、目を覆いたくなるような光を発するのかもしれません
ただ、どの配置であっても、太陽の力が影響することは間違いないのでしょうね。
大きくて眩しい太陽の下にある惑星については、自我や意志の元にあるという事でもあるでしょうから、そのサイン・アスペクト・ディグニティまで詳しく見てみる事は、自分の取り扱いも理解も一層深まると思えてなりません。間違いなく個性ですし、自分を知る事で納得する事も安堵する事もあるのが、ホロスコープの配置だと思いますのでね
というわけで
今回は、太陽というか、太陽と近い惑星の状態についての話でしたー
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こちらからは、以上です。
もふお
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