こんにちは。
もふおです。
今回は、金星蠍座同士の恋愛について書いてみます
(格式の話を元に)
★
この話は、ホロスコープによる相性のアレコレを完全にすっ飛ばして、“格式”のみにフォーカスしていますので、極端な表現になると思います&この話が全てではありませんので、この点をお含みおき下さいませ(=ピンポイント過ぎる絞り過ぎ解釈です)
各惑星は、在室するハウスによって影響力の差異を生じます。
これを惑星の格式と呼んでいますね。
超簡易的な表を作成
| 盛 (ディグニティ) | 敗 (デトリマント) | 興 (エキザルテ―ション) | 衰 (インフォール) |
太陽 | 獅子座 | 水瓶座 | 牡羊座 | 天秤座 |
月 | 蟹座 | 山羊座 | 牡牛座 | 蠍座 |
水星 | 双子座 | 射手座 | 乙女座 | 魚座 |
金星 | 牡牛座・天秤座 | 牡羊座・蠍座 | 魚座 | 乙女座 |
火星 | 牡羊座・蠍座 | 牡牛座・天秤座 | 山羊座 | 蟹座 |
木星 | 射手座・魚座 | 双子座・乙女座 | 蟹座 | 山羊座 |
土星 | 山羊座・水瓶座 | 蟹座・獅子座 | 天秤座 | 牡羊座 |
天王星 | 水瓶座 | 獅子座 | 蠍座 | 牡牛座 |
海王星 | 魚座 | 乙女座 | 水瓶座 | 獅子座 |
冥王星 | 蠍座 | 牡牛座 | 獅子座 | 水瓶座 |
盛は、支配星の星座に在室することになりますので、惑星の美点を最も発揮する場所となっております
敗は、反対側に位置する星座に在室することになるので、弱点が強調されるとされます。
興は影響力が高まる星座とされます。
衰は、影響力が弱まる星座とされます。
格式を覚える時、居心地の良い場所とそうでない場所があるとか、
自分が誰かのお家に訪問する場合、居心地の良い悪いを感じるのと同じような感覚であるという風な覚え方をしましたね
腰が落ち着かない場所というのは誰にでもありますが、惑星にとってもそのような場所があるって事なのですね(人みたいですな)
格式だけを見ながら自分のネイタルの惑星を眺めていると、あーなるほどとか、なんで敗やねんとか、どうして衰になっちゃうのかなの明確な理由と説明の文言を考え出してキリが無くなります。なかなかに奥深いですし、自分の惑星のなぜなぜこうなっちゃうが納得できたりします。
で、
今回は、この格式だけを使って話を書いて行くのですが、金星が蠍座同士の恋愛というのは、どうしても“愛を疑う男と愛を信じきれない女”を生み出してしまう瞬間や時期があると思っております
金星の格式を見て行くと、
| 盛 (ディグニティ) | 敗 (デトリマント) | 興 (エキザルテ―ション) | 衰 (インフォール) |
金星 | 牡牛座・ 天秤座 | 牡羊座・ 蠍座 | 魚座 | 乙女座 |
蠍座では敗になります。
敗は、反対側に位置する星座に在室することになるので、弱点が強調されるとされます。
なぜ、金星は蠍座エリアで弱点が強調されてしまうのか
ここからは私の個人的な解釈ですので、偏り思考に注意です
そもそも金星とは、愛情や協調性・調和や芸術、美やバランス、恋愛や快楽などを表し、喜びを感じるものの源泉とされています
私は金星の事をウルウルツヤツヤ、ピカピカツルツル的な印象でイメージしたりしますが、金星は年齢期でいうところの15~25歳までを表しますし、若い女性の感覚・・・とでもいいますか、トキメキウルウル、キャピキャピな時期を謳歌している女性の様や、これは女性に限らずですが、楽しい事、心が躍る事に胸を弾ませる様な若々しさが湧いて来る場所が金星であるという風な感覚です。
歳を重ねるとそういった感覚すらだんだん過去になって行きますが(感動が減るというかですね)、本来喜びの原泉(金星)から沸くモチベーションや胸が弾むあの感覚は己の15~25歳の頃の感覚を思い出すことが重要なのかもしれませんね
こういった若々しくみずみずしい感覚の金星が“蠍座”というエリアにあるとどうなるのかというと、心が弾む感覚はあれど、両手を上げてHappyって感じのものとはそもそもの種類が違う気がしています。
蠍座は感情を深堀りしていきますし(自分も相手のも)、ある意味“正解”を求めにズンズン奥深くまで穴を掘って進んで行くような所があります。探究と追究をピンポイントに絞ってドリルって行きますので、
例えばですが、あの人は本当に私の事が好きなのかという想いを持ったとして、ではその事は本当に真実なのかというドリルスイッチが入った途端に、猜疑心と疑念が沸いて来てしまう事があるのではないかという感じなのです。
真実を見極める為に(相手の本心を知りたい・本当に自分の事が好きなのか)、ありとあらゆる可能性についてをドリルってしまう気がするのですね。
相手の愛情を素直に受け取りにくいとでもいいますか、どうしても本来の疑り深い性質(真実を確信したい想い)が顔を出してきてしまうなイメージです。
愛情という、無条件で沸き上がる幸福感をそのまま幸福な気持ちで受け取るだけでロマンスは成立するのでしょうが、本当なのねぇ、本当に私の事(僕の事)が好きなのって何処かで思ってしまうこと(猜疑心と言う名の不安とも言うかも)、相手の言葉や言動にいちいち怪訝な対応になってしまうので、どうもジメリ感が出てくる気がするのですね。
幸福の最中に合っても、愛を疑ってしまったり、愛を信じきれなかったりする思考に陥ってしまう事があるのです。蠍座のもの事を追究したいという気持ちと、猜疑心を持って明確で確実な真実を見つけたいという資質が、ロマンスという場面であっては弱点になってしまう事がある・・・というのが、個人的な見解であります(まだ色々書きたいけど、長いので辞めます←正解)
なので、
愛を疑う男と愛を信じきれない女と題目を書きましたが、幸福の最中に思考で相手の気持ちをドリルってしまうと愛を疑い愛を信じきれないという両方の状況を自ら作り出してしまう可能性があると思われますので、金星蠍座さんに関しては少々ネガティブな沼にオウンダイブする前に、客観的に見て相手との関係がどうであるかという視点は忘れてはいけないと思うのですよ。
とにかく一点をドリルしだすと、“視野が狭くなっている”という事に気が付けません。
そもそもドリル一点掘りが得意なだけに、例えば相手の言葉一つにも猜疑心が生まれてしまうと、自爆の傾向があるのです
勿論この場合、相手はそんなつもりは無いのに、勝手に言葉を疑ってドリルってしまい過ぎた事による一人悲劇のヒロイン・ヒーロー的な自爆になります
実は相手はそこまで深刻になっていなかったりなので、深刻になり過ぎて勝手に自爆と言うケースも無きにしも非ずなのですね。
ですから、そういった意味では金星蠍座は、もっと幸福を思考で考え過ぎず、猜疑心を手離して相手の行為から読み取れる好意にフォーカスして素直に受け取るという練習が必要なのかもしれません
深刻さや猜疑心は、そもそもの金星の喜びを感じる事の原泉からはかけ離れている雰囲気ですからね弱点が顔を出したら喜びはしぼんでしまうので注意なのですね。
なので、もし、金星蠍座同士で恋愛となると、お互いにそういった性質が顔を出してしまう事があるかと思うのです。ですから、もしかしてロマンスとなるとお互いに腹の探り合いみたいな状態を生んでしまう期間もあると思うのですが、
こういう場合と言うのは、根気よくどちらかが相手を信じ続けるしかない気もしますし、自分が相手を好きな気持ちを信じるのも大切です。もしこれを読んでいる金星蠍座さんがいらっしゃるのなら、自分が狭い視野に捕らわれてないか、もしかして意味の無い事をドリルって無いかというのを一度思い返して見て貰えると少し緊張が解けるかもしれません。(ほんまかいな)
おそらく、思ったほど状況が深刻でなかったり、むしろ幸福度が高いような状態である事があるんですよ一途故に、真剣故に、深刻にまじめに考えてしまうだけだったりするのです。もっと愛されている自信を持つといいのかもしれませんね。なので、どうぞ肩の力を抜いて目の前の素敵なロマンスを感覚で喜ぶようにして下さいね。
若いお嬢さんたちが無条件に幸せそうな姿や楽しく笑う姿が尊いように、皆様の金星も喜びを感じる事の原泉なのですからね
というわけで
今回は格式のみで視野を狭く書いてしまいましたが(でてこい、コラ)、これはあくまでも格式に絞った話ですので、こう言った例もあるよというニュアンスで受け取ってくれたらと思います。実際はもっと全体的なバランスでみるものですのでね
私も視野が狭いので、ついつい格式をドリルってしまいましたよ(ァハハ←バカヤロウ)
★
こちらからは、以上です。
もふお
★