リカが吉岡と楽しそうにしている所を見てから、そればかりが脳裏をグルグルとまわっている。
やはり、ネットカフェであんな事するんじゃなかったんだろうか…。
リカの感じている顔を見て
あの時、本当に
あの場所で襲ってしまおうかと理性が吹っ飛びそうだった。
僕は、元々感情を表に出さない性格なのだが
リカの前では、それが全く意味をなさなくなってきている。
独占したい。
その思いだけが日々募って、頭がおかしくなりそうだ。
せっかくリカと休憩が重なったというのに
僕は、リカと吉岡のあの光景に苛立ってリカを避けてしまった。
(子供だな僕は………)
そう思いながら満たした腹で店へ戻ろうとした時、
ふと横を見ると、パスタ屋にいるリカが視界に入った。
「………!!」
そこで僕は受け入れがたい光景を目の当たりにする。
そこにいたのは
リカと
吉岡。
リカが吉岡に向かって笑っている。
なんだ。
なんなんだ、あれ。
見ている光景と脳内での処理が追いつかない。
気がつくと僕は
店に向かって早足で歩き出していた。
