ひ~くんの英語よもやま話=265=(箱根駅伝シード校って…?) Wed.01/10/2024
今日は、「箱根駅伝シード校になる」と言ったような言い方は、実は、あり得ないと言うことをお話しましょう。 先ず、シード(seed)ですが、これは「種を撒く」ということです。 種は間隔をとってパラパラ撒きます。 スポーツ用語では、「強豪チームや選手を間隔をとってパラパラ配置する」という意味になります。 もうお解りでしょう! そうなんです。トーナメント(勝ち抜き)戦で、強豪同士がいきなり対戦しないように、振り分けることをいうのです。 駅伝はトーナメント(勝ち抜き)方式ではありませんから振り分けなんかしません。実におかしな誤った用語なのです。 しかも箱根駅伝大会でのみ使われているのです。
折角ですから、英語ではどのように使われているか、紹介しましょう。
He could be seeded second at the French Open. (彼は全仏オープンでは第2シードになる可能性もある)
The top three seeded teams have been through to the quarterfinals.
(シード上位3チームは準々決勝に駒を進めた = シード1,2,3チームはベスト8に残った)
上の話は、今日の公民館講座で、お話したことを補足し再録したものです。 この事実を認識した時、報道関係者はどう対処されるか? 和製英語の一つと言って逃げるのは簡単ですが、ひょっとして、新しい用語を工夫される報道機関があらわれるかもしれないと淡い期待もしています。 皆さんのご意見を hidemi@kvision.ne.jp 迄お寄せ下さいると幸いです。
今夕、7時のHNKニュースを見ていて、能登の被災者のお一人が「トイレに水が流れていくのを見て感動しました」と言っておられました。
私は、公民館講座のお一人、お一人と「ことしもどうぞよろしくお願いします」とあいさつを交わした時に感動しました。
最高齢(86)の講座生であるKMさんがラインで「今年の挑戦は、原点に返り原書を読む!」と書かれていました。 挑戦の内容もさることながら、さりげなく挑戦について語られていることに感動しました。
同じ講座の受講生のSKさんは、講座の世話もして下さいます。丁寧に記帳など済まされて、小生に書類等を返される時いつも「ありがとうございました」と言われます。
遥か昔、ある教師が「感動無くしてなんの人生!」と言われたことを思い出しています。ことしは、ブログリーダーの皆さんと感動を分かち合う場にしていきたいと思います。 大きな感動、ささやかな感動、ぜひぜひ語ってください! ひ~くん