11月15日、私の○○年目の誕生日を無事迎えることが
できました。

いつもと変わらない日、特別なこともなく普通に迎えられた
ことは、よくよく考えてみれば、幸せなことなのかも
しれません。

今はステージⅣの乳がん。
抗がん剤治療を続け、辛い時もあるけれど、母の介護を
しながら何とか普通の生活ができ、働ける会社もあり、
そこで仕事が続けられることは、大袈裟ないい方かも
しれないけれど、それは『小さな奇跡』なのかもしれません。

もう母は、自分の誕生日も私の誕生日も覚えていないけれど、
緩やかな進行はありつつも、介護保険のお世話になりながら
自宅で生活が続けれれることは、幸せなことかもしれません。

そんな誕生日を迎えた日、ささやかなプレゼントは
朝一番、会社のメールで受け取った上司(遥か彼方の上の上司)
からのおめでとうメッセージと、直属の上司から頂いたグリコの
お菓子とメールで頂いたありがとうメール、
同僚のありがとうメール、同僚のおめでとうの言葉、
友人のおめでとうメールと、ずっと冬眠中のFBのおめでとう
メッセージ。

15日の夜頂いた直属の上司のメール、今日(もう昨日だけど)
病院の待ち時間に読んで、涙目がウルウルして
しまいました。メールBOXに埋れ、忘れてしまわない為にも
ここに記載させていただきます。

○○さん、誕生日おめでとうございます。
10月からは職制変更で、少し?は業務負担が軽減された
かとは思いますが、内勤は内勤でストレスもきっと
○○さんの事だろうから、溜まっているんだろうな
とは察します。健康第一のはずが、内在管理者時代は
無茶をして業務遂行してもらったこと、本当に感謝
しています。新しく始まる1年が素敵な1年である事を
願うとともに、1年後の今日を幸せな状態で ○○さんが
迎えてくれることを願っています。

実は10月から上司が便宜を図ってくれ、仕事が
変わりました。以前は最後の砦のかなめの仕事。
忙しい月末はまさに修羅場で、同時に幾つもの種類の内容を
把握し、短時間で判断。ミスも許されない、とゆーか
ミスすると後がない、とても大きな迷惑をかけてしまう
からなのです。仕事が変わって、精神的にものすごく楽に
なりました。そんな仕事を体調が悪い時に休んでしまう私では
会社に迷惑もかけてしまいます。

今の仕事もサポートの仕事には変わりありませんが、上司の
言葉の通り、出しゃばりの性格の私は、内勤は苦手なのです。
しかし発症前の仕事に戻ることは、体力的にも不可能です。

改めて誕生日に想うこれからの私の人生

人生の脚本を書くのは私、自分と云う人生のドラマの主人公は
私、どういうドラマを描くかは、私次第。

苦手な内勤仕事、どうせするなら徹底して楽しんで演じて
みよう、乳がん患者としての闘病もこうありたいと描いて
演じてみよう。脚本を書くのは私なのだから

ささやかな嬉しいプレゼントを沢山いただいた11月15日
そんなことを、ふと考えてしまった誕生日でした。

メッセージを頂いた方々へ

ありがとうございます。

そしてこの小さな奇跡がずっと続きますように

最後におまけ
11月15日、母の介護認定の結果がでました。
『要介護3』今までと同じ介護度です。良かった〜




晩御飯のサンマ狙ってます。
ぴょん
『お母さんの誕生日だからにゃあ、
いい子にしないといけないかにゃあ、葛藤中だにゃん』