日曜日(月曜日)の夜中のドキュメンタリー番組、明日から
仕事のスタートというのに、ついつい観てしまう。
寝ぼけて観てるから、内容は曖昧だけどね。
少し前、その日の日曜日の番組はタイトルは忘れたけれど、
『夢』を扱った番組でした。

それはある20代の新人女性編集記者の取材の記録。
彼女が務める出版社は夢を綴った書籍を出版予定です。
その取材をするのが新人記者である彼女。

そして題材である夢を語る人々は、
3.11あの東日本大震災を経験された方々。

あの大変な災害を経験された方々を訪れて、インタビューをし
夢を語ってもらうのです。

年月は経ったといえ、まだまだ心に抱えている大きな傷は
早々癒えるものではなく、そういう方達に夢を語っていただく
事は簡単な事ではないでしょう。中には反発を
受けるのかもしれません。まして、3.11を経験していない
彼女は『よそ者』であります。その葛藤を抱えながら
インタビューする新人記者の番組でした。

被災された方々が自分の夢を語る映像が流れていました。

ある人は世界一周旅行がしたいと語り。しかしその心の
奥底では世界一周なんて出来ないだろうなぁ、と
思っているのかもしれないけれど、夢を語るその口元は
笑顔で綻んでいました。

寝ながら観ていた番組だけど、インタビューを受けている
ある女性が言った言葉にハッと惹きつけられました。

『夢を考えることは希望の宿題だね』

夢を叶えられないかもしれないけれど、
夢は希望に繋がる

『う〜ん』と考えながら、その顔は下を向いていたとしても
夢を語る時のその顔は、しっかりと上を向き
遠くを見つめるような、キラキラした瞳がそこにある。

夢を考える、長い間ずっと遠のいていたような
たとえか叶わない夢だとしても、夢を想像して考える楽しい
時間を過ごすことができる。

私の夢は、
今はこんな体だけれど、今はこんな境遇だから……………
そういう考えは取り敢えず、横においといて

夢を考えて見たいと思う、そこからが始まり

『希望という宿題』

『期限、叶うまでエンドレス』





ぴょん『僕の夢は、やっぱり美味しいお魚を毎日
食べることかにぁあ』