26日(火)予定通り、抗がん剤治療を始めました。
午前中診察、午後13過ぎからケモ室で抗がん剤治療、
終わったのは 17時半。無事終了しました。

1.アレルギー予防のレスタミン錠を服用

2.アレルギー予防、吐き気どめのデキサート、ガスター
生理食塩液点滴 約5分

3.ルート確保の為、生理食塩液点滴 約30分

4.パクリタキセル、生理食塩液点滴 約60分

5.生理食塩液点滴

6.アバスチン、生理食塩液点滴 初回約90分

以上が治療の内容です。

副作用の手足のしびれ予防に、保冷剤を持参しましたが、
今回はアイスグローブと足を冷やす用具を借りることが
できたのでパクリタキセルの時使用、それから口内炎予防に
氷を口の中に入れてました。

点滴中の体調はパクリタキセルの時は特に変化なし、
アバスチンの点滴中は、アレルギー予防の薬のせいで
体がボォ~ッして、眠くなり寝てしまいました。
強い花粉症の薬を服用した後の症状に似ています。

それからアバスチンの点滴中に血圧が徐々に上昇。
(アバスチンの副作用に血圧上昇があります)
看護師さんが5、6回血圧を測りに来ました。確か上が145
まで上がりましたが、最終的に下がり落ち着きました。

他に、元々風邪のせいで胃のムカムカがずっとあり、食欲も
この2週間なかったので、点滴後に吐き気が現れたら嫌だなぁ
と思ってました。案の定、アバスチンのの点滴中に
胃のムカムカ感が強くなり、吐くほどではありませんでしたが
それも時間と共に治まりました。全ての治療が終了した時は
ボォ~ッとした感じが抜けなくて、いやぁ~、このまま一人
で車の運転して家に帰れるだろうか?と心配しましたが

支払いの清算時にはほぼ回復。無事、帰宅することが
できました。
風邪も良くなり、心配した副作用もない、明日から仕事復帰
と思っていたのですが、夜7時過ぎ弟から当然のメールが
と云っても気がついたのは、8時過ぎでした。

『母調子悪い、救急車で市民病院へ行く』

私はびっくりして弟に電話すると、かなり危ないらしい。
直ぐに病院へ駆けつけました。病院まで車を運転しながら
私の治療が始まったばかりなのに、こんな時に母親が、
今、母親に死なれたら、私は立ち直れないかもしれない
いくら認知症でも、日々腹の立つことがあっても、家に帰れば
母親が居るというこの存在はとても大きく重い。

母は救急病棟の病室のベットで、咳をしながら苦しそうに
横たわっていました。咳が止まらず酷くなり、呼吸困難
意識はありますが高齢で体力もなく、何時どうなるか
わからない状態。医師からは延命措置をどうするか?の希望も
聞かれました。暫く病院で様子を看て、1時間ほどで帰宅。

この後
皮肉にも抗がん剤治療で体調不良になったのではなく、
この一件で再び食欲不信になり、吐き気が襲い口に入れるモノ
薬、水までも吐いてしまう始末。母親の心配を抱えて私は
寝込んでしまいました。

一時期危険だった母親も週末には漸く回復し、私もいつまでも
寝込んでいてはダメだと金曜の午後から仕事復帰。
体を動かせば何とかなるもので、吐き気から脱出。
少しずつですが固形物も食べられるようになりました。

高齢ゆえ、まだまだ安心はできませんが、一時はどうなる
ことかと思った母、後1、2週間で退院できそうです。
体力も弱り、退院してから暫く大変かと思いますが
今度こそ今がドン底、節分過ぎたら必ず良い方向に
向かうと信じて、日々を送りたいと思っています。

ぴょんに噛まれた私の左手、まだまだ使うことができず
不自由してます。治るまで時間はかかりそうです。
噛まれた後、一週間程抗生剤の点滴に病院へ通いましたが
後は自然治癒に任すのみです。ケンカ中のにゃんには絶対
手を出さないこと、とても痛い教訓でした。

今の私は誰かの手助けがないと、できないことばかり
無理せず差し出されたhelpを素直に受け取りたいと思います。

忙しい中、今日お手伝いに来てくれたTちゃん、
ありがとうございます。お陰様でぴょんも私も快適に暮らせ
ます。差し入れの晩ご飯も美味しく頂きました。

ぴょんに噛まれたことを心配して、メッセージ頂いた方
ありがとうございます。にゃんに噛まれる危険ヨク分かり
ました。


ぴょん:夢の中から
『Tちゃん、ありがとうにゃん。トイレ快適になって
嬉しいにゃん。』