姫ママさんへ

こんばんは、リコメだと長くなり書ききれないので
記事にしました。

『がんもどき』とは近藤氏の著書からでた造語では
ないでしょうか。自然治癒したり、代替治療で治癒したり、
進行しないがん?私は医師ではないので無責任な
事はいえませんが、あくまでも結果論なわけで、事前に判別
するのは難しいでしょう。
多分、医学的には『がんもどき』は存在しないでしょうね。

以下、近藤氏の著書、がん放置療法のすすめに書かれてたと
思われる部分です。
(著書は既に処分済みなので、ネットの記事で調べました)

『癌とがんもどきの違い』

・癌は治療しなければならないが、がんもどきは治療しなくても
良い。

・癌は見つかった時点で転移しているが、がんもどきは放置
しても転移しない。

・がんもどきが癌になることはない。

・現在の医療技術では、癌とがんもどきを区別することは
できない。

・早期発見を目的とした検診には意味がない。
早期発見されたものは殆どががんもどきである。

・リンパ節転移は転移ではない。

これが、近藤氏の唱える癌とがんもどきの違いです。
同じような悪性腫瘍に見えても、本物の癌と偽物のがんがあり
本物のがんであれば、見つかった時点で転移している可能性が
高く、偽物であれば放っておいても転移しないという
そして私の記憶では、本物のがんは治療しても治らない。
抗がん剤は効かないとも云ってます。

この著書を読んだ時、『リンパ節転移は転移でない』
私はこの言葉を信じて、代替治療の道に進みました。

乳がん発覚時、既に右腋下のリンパ節に転移。
私はステージⅡbでした。2年間の無治療(代替治療)
の結果、あちこちのリンパ節、反対の乳房に転移しました。
胸水も溜まりました。リンパ浮腫が酷くなり、右手は
腕の付け根から手の甲まで、酷い時は左手の倍の太さに
なりました。がんの悪性度もグレード3、主治医の見解では
最初から悪性度が高かったのではなく、多分、無治療の結果
悪性度も上がったのではと言われてます。

この著書の影響で多くの方がが無治療(代替治療も含む)
を選択したのではないでしょうか?

そして

水面下にこの著書を信じ、亡くなられた方が多くいる
ことでしょう。

『一般的な癌の考え方』

癌は患者ごとに異なるもので悪性度も様々である
癌は大きくなるほど転移する可能性が高くなる
癌は早期発見、早期治療で治る可能性が高くなる
良性腫瘍が悪性化する可能性もある
リンパ節転移は転移である

姫ママさんと私の乳がんではタイプが違います。
私はHER2-、エストロゲン、プロゲステロン+です。
抗がん剤以外にホルモン治療が有効な乳がんです。
そういう意味では、治療の選択肢は多いでしょう。
厳しい言い方かもしれませんが、一般的にトリプルネガティブ
の方が進行は早いとも云われています。

治療を選択し決断するのは医師でもなく自分自身です。
どうしても抗がん剤治療をしたくないというのなら
手術だけ受けることも可能でしょう。
私の主治医はそういう患者も受け入れてます。
抗がん剤の副作用は人それぞれ、重く現れる方もいれば
私のように軽い人もいます。
ただし私は点滴タイプの抗がん剤治療を受けてないので
本当の辛さは経験してません。

私は姫ママさんに手術をした方が、抗がん剤治療を受けた方が
いいと云うことは言えません。自分で決断するしかないのです。
結果的に代替治療を決断しても、それが自分にとって一番良い
選択なのかもしれません。
ただ、選択に縛られることなく、柔軟に対応することも必要
だと思います。選択は変えることもできるのですから

どんな結果でも、姫ママさん自身にとって最良の決断が
できることを信じています。
姫ママさんの気持ち、私も経験してきたことなので
よく分かります。
私で答えられることがあれば、いつでもメッセージでも
コメントでも受け付けますよ。