乳がん無治療についての続きの前に
(半分くらい記事は出来上がってます。近々アップ予定)

今回は、番外編

今日、行ってきました~(もう昨日になってしまいましたけど)
9ヶ月ぶりの山登り、最後の登ったのは、今年の1月1日の初日の出を見るために登った
『吉祥山』382mの地元の里山です。
この山が一番手頃で楽な山、今の私にはちょうどいい
その9ヶ月前と同じ『吉祥山』へ登ってきました。

目標タイムは登り1時間、下り40分
普段登ってる方より、はるかに遅い
登り下りで約1時間半と少し、今の私にはちょういいペース。
この山は、最後の登りが少~しキツイ
でも難なく登れました。

登りはちょっと休憩も含めて55分、下りは40分
目標タイムは無事クリア

木々と草に囲まれた山道に
最近の雨で、あちこちにキノコがにゅっと顔を出し
白いの、黄色いの、茶色に赤いの、多分ぜ~んぶ毒キノコだろうなぁ

夏の名残のミンミン蝉とツクツクボーシと鳴く蝉の音をBGMにひたすら歩く
ただ歩く、何も考えず登って下って
この時間が私には心地よく、大切な時間。

暑くもなく、日差しも木々に遮られ、秋の気配が漂い
道はちょっとぬかるむ所もあったけれど

そして頂上に到着、だぁれもいない頂上で、眼下に拡がる街の景色を見ながら
とっても贅沢な時間を過ごし、コーヒータイム

この山のいいところは、360度展望できること
天気の良い時は南アルプスが、運がいいと富士山も見えます。

帰りの下りはやっぱり転び
私、下りはよく転びます^_^;
今回は尻もちつく程度で済みましたが、前のめりで転ぶと悲惨この上なく
今年の1月1日あの時は、躓いて思いっきり前のめりに転倒
咄嗟のことで手で庇う事もできず、運悪く乳がんのある右胸をぶつけて
あまりに痛くて、暫く起き上がれませんでした。

下りの途中で出会った、草むらから飛び出したバッタは
すでに秋を装い、少し枯れた草の色
やっぱり9月、秋の訪れは確実にやってきました。

春のあの頃は、右肺に胸水が溜まり(勿論、乳がんが原因です)
チョットした坂道を登るのも苦しくて、確か仰向けで寝る時は、大きな重しをドカッと
胸に上に乗せているようなそんな感じでした。

でも私は

胸水が溜まっている事も知らず、入院で筋力と体力が低下したのだとばかり
そう思い込んでました。(2月10日~3月24日迄代替療法の病院へ入院)
入院中は良くなるどころか悪化の一途を辿り、こんなはずじゃあなかったと

それから

標準治療を受けると決心、検査をして発覚、右肺の2/3が真っ白…………でした。
担当の医師は、『今まで苦しくなかったですか?』
『苦しければ胸水を抜くこともできますよ』と
しかし治療の効果があれば胸水も消えるだろうと、そのままに

現在は胸水は殆ど無くなり、山登りを再開することができるようになりました。

もしあの時、標準治療を受ける決心をしていなかったら
それを考えるだけでもゾッとします。

漸く再スタートできた山登り
秋の本格的な山行に行けるよう鍛えなくては、暫く近場の山に通います。
今回は抗がん剤の服用2週間休んだので、やっぱり体が楽でした。
体の倦怠感、疲れ方が違います。
しかし、体が怠いといってゴロゴロしてたら一日中倦怠感が抜けません。
森林浴は、NK細胞を活性化します。
田部井淳子さんには程遠いですが、私なりにこれからもずっと山登りを続けたいな
と、そう思ってます。

明日は4週間振りの通院日、2週間休んだ抗がん剤服用、結果は?
私の白血球は回復できたのか?

結果はどうであれ、私は今のこの生活に満足、感謝してます。




頂上からの景色、今日は曇りぎみ







可憐な花達、花の名前は? ワカラナイ



途中で拾った栗、帰りに山に返してきましたよ~



栗の実が、食べるにはまだちょっと早い





ずっとぴょんは視線を合わせず、何故なら、奴はお鍋のアジを盗み食いしたから



寝る姿は可愛いんですけどねぇ