ブラインド水泳

ルールにつきましては、
健常者水泳とほぼ同じです。
競技種目につきましても
健常者と同じです。
25メートルからの競技があります。
泳ぎ方も
クロール・バタフライ
背泳・ブレス(平泳)です。
飛び込みも同じです。
でも、この飛び込みが
なかなか大変です。
あの台に立ちますと
結構な高さで少し怖い感じです。
飛び込んで
水面に浅く入りますと
すぐに浮き上がってしまい
スピードに乗れません。
反対に、
水面に深く入ってしまいますと
水中で体が垂直になってしまい
スピードが出ないばかりか
プールの底に手がついてしまいます。
うまく飛び込めたときは
水の抵抗も感じることなく
スピードに乗ることができます。
私の得意な種目は
ブレス(平泳)ですので、
うまく飛び込めたときは
その後もスピードに乗れるので
水の抵抗も感じることなく
かなりのタイムがでます。

ルールが少し違うところは

全盲の部は
すべての選手の水中眼鏡に
ガムテープを貼り、
光を遮断し、
全盲クラス(視力0)は
すべての選手を同じ条件にします。

後、泳いでいる選手には
ターンする反対側の壁の位置が判らないため
反対側の壁にはガイドさんがいてくれます。
ガイドさんの手には
「支持棒」というものを持ち
棒の先端にスポンジが付いているものです。
その支持棒で、
泳いでいる選手に
「もうすぐ壁」
ということを合図してくれます。
選手が壁の近くに来たところ
水面から頭が出たところで
その棒で
泳いでいる選手の頭を叩きます。
その感触で選手は
「もう壁なんだ」
と判断でき、
ターンする準備をします。
このターンの瞬間も
後のレースのタイムに
大きく左右してしまいます。
ターンがうまくいきますと
足で壁をけり込み
更にスピードにのることができます。

最後ですが、
プールにはコースが判るように
コースロープが浮いています。
全盲ですと
今、自分がどこを泳いでいるか
まったく判らないため
わざとコースロープに
体の一部を擦りながら泳ぎます。
これがうまくいかないと
手がコースロープに
ひっかかってしまい
スピードが失速してしまうこともあります。
たまにコースロープを
潜ってしまい隣のコースに
入ってしまうこともあります。
従いまして、
そのコースロープには
体が少し擦れる程度で
自分がまっすぐ泳いでいるといった
感覚ぐらいで泳ぎます。
うまくコースロープを使えたときは
まっすぐ泳げるため
いいタイムがでます。
以上が、ブラインド水泳でした。
*コツコツの継続は力なり。