↑の話の続き
ケーキセットにご満悦の義母
ニンマリ笑顔が本当に気持ち悪い。
この後、この人たちと2時間は
食事しないといけないのか...
ただただ苦痛。
そしてレンストランの予約時間。
義母の注文通り中華料理を避け
無難に和食レストランです。
義母
『これからタダで美味しい和食ね
楽しみだわ〜!』
一体この人の口から『タダ』という
言葉を何度聞いただろう。
もう聴きなれて驚きもしない。
通された席で運ばれてくる料理を待つ間も
結婚の話はほとんどせず
食事にいちいち感動してウザい。
そりゃ金かかってるからな。
料理も終盤に差し掛かり
婚約指輪とお返しの腕時計を披露しました。
夫
『これがぴよこへの婚約指輪。
そしてこれがお返しにいただいた
腕時計。かっこいいでしょ。』
私
『私の婚約指輪は、町中探し歩いて
やっと見つけたの。すごくお気に入り。』
母
『まぁ...とても綺麗ね。
ぴよこの雰囲気にとても似合っているわ。』
母はケースに入った指輪を手に取り
すごく眩しそうに眺めている。
すると義母は横取りする勢いで
迫ってきました。
義母
『うっわー!!!!すっごい高そう!!!
見せて見せて!!!』
この人。
ずっと気になってたけど
いつもタメ口。話すことは
カネのことばかりで下品。
何が良くて、こんな人が
2回も結婚できたのだろうか。
母から指輪のケースを奪い取り
素手で指輪を触りまくりました。
や、やめて。。。
無神経すぎる...
義母
『うわー、ダイヤモンドでか!
いくらよ、これ!』
この人はすぐに値段を聞く。
でも絶対答えたくない。
私
『それは秘密です!2人だけの。』
よし!今日こそはっきり言えたぞ
義母は面白くなさそうな顔をしたが
無視しました。
義母
『あ!そうだ!ぴよこちゃん、
ドレス、ドレスは決めたの?!』
私
『あ〜まだですね。』
義母
『そうなのね!一緒に見に行こうね〜』
え?なんで???
なんでドレスを義母と
見に行かないといけないの?
私母の顔をチラッと見ました。
母
『...』
母はムッとしてました。
後から聞いたら、
実の母を差し置いて
あの場であんな発言をして。
なんて失礼なんだろうと
腹が立っていたそう。
ドケチだし失礼だし...
この日の食事会で
また一歩義母のことが
苦手になりました。
続く