「その日」からのこと ~6~ | ラミーの日記

「その日」からのこと ~6~

6月になりましたね~

 

明日6月3日は母の月命日です。

そのタイミングで、母の妹になる叔母が母の大好きだったリンツのチョコレートやお花を持って訪ねてくれました。

 

 

2段重ね(笑)。

 

さて、葬儀の翌日からとにかくあっちへこっちへと、まさに東奔西走の日々が始まりました。

…とはいっても、まだいまひとつピンと来ていないというかね。

 

いろいろやらないといけないんだけど、全容が掴み切れていないわけです。

仕事は日祝を省いて7日間、忌引きでお休みさせてもらえるので、とりあえずその間になんとなくの道筋をつけないといけないわけです。

 

とはいえ、1月6日からは世間は三連休。

いま思うと、この三日間は公的な窓口に行かなくていいという気持ちの余裕があってよかったなと思います。

 

ひとまず、母の祭壇をどうにかしないといけません。

お骨を、そこらへんに置いておくわけにいきませんし…

あと、お位牌やら墓石のことやら、やらないといけないことはたくさんありそうです。

(この辺りのことは、母が父のときのことをすべてメモしてくれていたので、本当に助かりました)

 

とりあえず、葬儀場でもらった提携先の仏壇屋さんに行ってみることにしました。

そこで話をしたところ、担当者を一人付けますので改めてお宅に伺いますね・と言われました。

後からわかったのですが、この担当者さんがうちの菩提寺の住職さんと懇意で。

住職さんに○○さんがやってくれますというと、「そうですか!もし変なものを売りつけそうになったら、ボクに言うてくださいね!」と言ってくれました。

 

 

(左が母への、右は檀さんと桜ちゃんへのお花です)

 

 

とりあえず…

祭壇が整ったときに供え物を置くための半紙を買いに文具店へ。

 

 

帰宅してから、以前の職場の専務理事にコンタクト。

理事の一人が司法書士なので、面識はあるもののあまり話をしたことが無いので、今後のことで相談&依頼をしたいことを事前に伝えてもらうことにしました。

 

 

とりあえず…

外向きのことでできるのはこれくらい。

なので内向きの作業に取り掛かりました。

 

 

母のタンスの中身を全部出して、仕分けていく作業です。

・重要なもの

・通知文

・思い出のもの

・不要そうなもの

・明らかに不要なもの

…と「箱」を作り、とりあえず分けていきました。

いきなり捨てるのは、さすがにちょっとね~大事なものだったりするかもしれないし。

なので、まずは仕分けていくところから始めました。

 

父の実印なんかも出てきて、なんとも言えない気持ちになりました。

 

 

翌日の1月7日。

三連休中日の日曜日。

 

この日はお寺に行きました。

葬儀のお布施やら戒名料やらの支払いと、今後のことについての確認をしました。

 

まずは初七日。

1月9日に自宅まで来てくださるとのこと。

そして四十九日の日取りも決めました。

あらかじめ弟たちと相談していた2月11日にお願いをしました。

 

その日までにお位牌は用意しておいてほしいとのこと。

墓石の文字は間に合わなくてもいいと言われました。

 

そして母の戒名を頂きました。

母の戒名は、父のお位牌と並べたときに「夫婦」とわかるように同じ文字を使ったりしていて、一文字ずつの意味を教えていただきました。

 

母の名前からは「利」の字が取り入れられていました。

 

 

そして帰宅してから、仏壇屋さんの担当者さんがやって来ました。

 

【祭壇】

四十九日までの祭壇はレンタルできるそうで、マンション用の一番小さなものをお願いしました。

「ナンボかかるんですか?」と聞いたら、「あー、これはサービスですよ!」と言ってくれてめちゃくちゃホッとしました(笑)。

 

【お位牌】

父のお位牌に合わせて、コンパクトなモダン位牌に。

また素材感を合わせつつ優しい色合いの白っぽいものにした。

父の位牌を作ってから10年以上経過しており…金額がどーしても高くなる(仕方ない)。

「…あまりに価格差があったら、父がひがむと思うんですよね」というと、けっこう値引きしてくれました!←言うてみるもんやw

 

【墓】

墓石は母の存命中に建てたので、後ろの建立者の母の名が赤字なのを白に変える。

墓標に、没年月日と俗名やら戒名やらを彫る。

新仏さんを機にクリーニングする方もいますよと言われたので、それはいくらくらい?と聞くと…19万円もするというので、どうせ雨ざらしなのでええですわとお断りした。

 

よく、仏壇やらお墓まわりのことで「勧められるまま…」というような話を聞きますが、そんなことはなかったですね。

それは先方もよく心得ているので、それなんぼかかりますか?と聞くと、きっちり値段を教えてくれますし、まとめてお願いをするので価格交渉も可能です。

 

それをできたのは、父の葬儀を経験したことと、それを母が一通りメモに残してくれていたからだと思います。

父が亡くなって20年ですから当然物価も変わっていますし、地域差もあります。

でも一連の流れとか、こういうものが必要になるとか、そういう予備知識があると心強いですね。

 

 

(これは最近たべたホットケーキ風どら焼き)

 

母は、基本的に大雑把なひとで(笑)。

前日に続いてこの日も引き出しやらの整理をしていたのですが、書きかけの家計簿とか日記とか、とにかく殆どが「やりかけ」。

なのに、この法事メモだけはきっちりと書かれていたのです。

 

とにかくこのメモが、この先の私の心の拠り所になりました。

 

 

 

三連休最終日の1月8日。

この日は、とりあえず家の掃除をして…

葬儀ホールに、使わなかった会葬礼状などを返却に行きました。

(差し引いて、使った分だけを請求される)

その場で請求書を受け取り、後日振り込んでから領収書を受け取りに行くということになりました。

(とりあえずこの葬儀代金の領収書が無いと、後期高齢者医療保険の葬祭費を請求できないらしいので…)

 

 

いよいよ9日から、年始の本格稼働となります。

やることをメモして、この日も一気に寝落ちしました。

 

 

 

 

 

そうそう、マルコは元気です。

元気ですが、体重が3.5キロになっていました…

もうちょっと頑張って食べようね!!!!