満開宣言だというのに花冷えです。

暖房入れてます。


さっき昭和通りを(上野)通ったところ、この曇り空なのにいつもより人が多いです。

みなさんお目当ては桜なのでしょう。

にしても晴れに恵まれませんね。

今夜の夜桜は冷えますよ。

週末はどうだろう。




私が会社員時代の上司(男性)が定年を機にY県(飛行機の距離)のご実家に戻ると。

父上の介護に務めるそうです。

しかも奥様は東京に残り、単身で行かれるのだと。


2週間後にこちらを去ると聞き、定年退職のお祝いと今後のエールを込めて数日前ですがランチに誘い行ってきました。

会うのは4年ぶりでした。




はじめ上司が父上に施設に移ることを打診したものの「一人で野垂れ死ぬのがマシ」と聞く耳を全く持たないのだそう。

だから放っておけないと。



父上は高校の教師からのちに校長をされており、自尊心が高く周りに屈することをしない性格。

(うちの亡き父と同じタイプ真顔


他に頼れる兄弟もおらず、こうなったら父上の「最期」を迎えるまで一緒に過ごそうと決心したそうです。

御年85歳だそうで、タイムリミットは長くはないとはいえ‥。



でもなあ‥

子供に犠牲を強いるのって私なら出来ないな。



遥か昔、私が仕事を独立する時はこの上司だけが気持ち良く送り出してくれた唯一の人でした。

フリーになったものの、顧客がつくまで会社がハネた小さな案件をこっそり上司の口添えで分けてもらったりと(業界ではタブーです)恩は絶えません。

利他主義、献身愛の強さは変わらずなのか。

それでも親のためとは言え、奥様と離れてよくぞ決心をと思います。



アシスタントのMちゃんに話すと


「おそらくですよ?上司さんは

お父様の件にかこつけて

一時的に奥様と離れたい

があったかもですよ?

仕事のしがらみから解放されて

窮屈な東京からも離れて

ライフスタイル変えたいのです」



まだ若いのに

人生知り尽くしてる不安




同じく夕食時に夫に話すと


「当時の校長職なら

それなりの年金貰ってるだろうし

介護の手を借りながら

上手くやっていくんじゃないのー

それに○○市って良いところじゃん」



夫もドライだな真顔




どうも私は親の介護=悲観視しがち。

Mちゃんも夫も介護の経験が無いからわからないんだよ、と内心にあるのはたしか。



でも思えば上司の表情には躊躇いや孤影な様子は無かった。

晴れ晴れしていた。

長年やりたかった陶芸にチャレンジするんだって。


やはりMちゃんや夫の言う通りなのだろうか。






今朝の近所の桜

一房にこんなに

ぷっくりと蕾がつくのですね

可愛いな。。。