25年間使っていた年季入りのおろし金をずっと買い換えたかったのです。
ついでに小さなまな板も替えたくて。
けっこう使い込んだわー。
そんなわけで合羽橋(かっぱばし)へ散歩がてら向かいました。
今回は自転車ではなく、歩きですよ。
ジャンボコック像がシンボル
合羽橋(合羽橋道具街)はスカイツリーを背にして浅草と上野の中間あたりに位置します。
合羽橋道具街とはー
東京都台東区にある有名な問屋街。
全国各地からこのために訪れる人も多い。
南北約800mの商店街にずらりと並ぶ店には、家庭でも使えそうな料理道具や食器、製菓用品から本格的な厨房設備、陶器、漆器に包装用品、ショーケースまで!さらに家具や食品サンプル、白衣、業務用食材まで幅広く取り扱っています。
※サイトからのコピペ。
昨今では業者さん、個人客、観光に訪れた国内外の人々まで幅広い層で賑わいます。
映え写真目的の若い方達も多いです。
でもその最大の醍醐味でもある、料理好きな人のテーマパークとも言えるでしょう。
「台所」の探し物は合羽橋ならば必ず見つかります。
祖母も母もここは庭のような場所。
子供の頃から荷物持ちに付き合わされた私にとっては楽しいお店は全く無いため、苦痛でしたけどね。
雑多な街並みです。
これ、何かわかります?
拡大してみてください。
すべてクッキーの型抜きです。
カッパさんがお出迎え。
顔っ!
白色陶器の専門店
とにかく刃物屋さんが多いです。
でもいつも思うのです。
数万円するブランド包丁を真剣に選ぶ男性は多く見られますが、女性は殆ど見かけません。
やはり使い慣れた包丁って滅多に買い換えませんよね。
漆器店
漆椀は時を重なると共に艶が出るんですって。
・食品サンプル店 ・白衣屋さん
・南部鉄器専門店 ・寸胴鍋店
食器屋さん
すごーく広いです
地味であまり人は居ないけど、私の密かなお気に入り店です。
安くて素敵な掘り出し物を見つけるのが楽しい。
中華専門のお店もあります。
手前のセイロが激安でした。
今回はスープ茶碗を買ってしまった。
焼物屋さん
九谷焼(石川県)が素敵すぎる。
来月金沢旅に行くので楽しみです。
キッチンのなんでも屋
無いものは無い、って感じ。
この感じのお店はたくさんあります。
そして私の御用達店
「かなや刷子(ブラシ)」さん
ハケ、ブラシの専門店です
ほうきや毛玉取り、お化粧ブラシまでこちらで買っています。
肌馴染みもよく、使い心地はもちろんのこと、仕上がりも綺麗な気がするのです。
いつまでも綺麗でありたいものね(←図々しい)
熊野筆はお高くて手が出なくても、かなやさんは職人さん手作りなのに良心的です。
こんな感じで合羽橋は「それに特化」した昔ながらの問屋さんが並んでいます。
しかし最近はお洒落に設えられた、問屋よりも「洗練されたショップ」と呼ぶのが相応しいお店も増えたし、SNSや動画配信で注目されるお店は常に混雑していますね。
また外国人の間では優れた性能と丁寧に作られた「made in Japan 」が注目されるためか、店内は色々な国の言葉が飛び交います。
海外の料理人がわざわざここに求めにくるんですって。
この日も本場のイタリアンのシェフがお鍋についてあれこれ質問攻めにしていて、店員さんタジタジな一幕が。笑
そして老舗問屋の高齢の店主さんも巧みな英会話で対応される光景も時代の反映を感じます。
長くなりました。
次回は今回買ったものと衝動買いを投稿してみます。
で、ちょっとショックなこともあったんですー
佇むカッパさん