今日ビパッサナー瞑想の会に出ました。

他の方から、サマタ瞑想で、雑念をゴミ箱に捨てるという方法を習いました。

しかし、この方法は問題があると感じていました。

もし、ガイドさんかからのメッセージがあったら受け取れないのではないかと思っていました。
ビパッサナーは、感情が湧いたときに、感情が湧いていることを観察します。
感情は観察されることにより消滅すると法則があります。
ビパッサナーはこれを使って雑念を減少させます。
サマタ瞑想はほかのものに注意を向けるために、ガイドさんからのメッセージが降りてきても、
それを受けそびれるのではないかと思いましたが、
ビパッサナーならば、ガイドさんからのメッセージは受け取れるかもと思いました。

次に、ビパッサナー瞑想の改良バージョンの話をします。

ビパッサナーは歩く瞑想から入るようです。
歩くといってもずっと歩いているわけではありません。
雑念が消えたときに、歩を進めます。
気を付けていないと雑念が消えた瞬間って自分でも気づきにくいです。
歩を進めるという動作を加えるので、自分自身が雑念が消えたということが分かるメリットがあります。
これがあることによって、漫然と、雑念があるのかないのかわからず、ぼーっとしているという状態を防げます。

歩く瞑想以外にも、座った瞑想もあります。
心で、いま雑念が消えた瞬間があったと、気づくだけでは難しいです。
何か反射的なアクションがあった方がやりやすいと思います。

私は、雑念が消えたときは、4指を組んで、左右の親指通しを、ゆっくりくるくると回してみると
うまく行くように思えました。
習慣づけさえできれば、雑念が消えたときに無意識に指を回すことができると思います。
また指を回すことによって指の方に注意が行くので、
次の雑念が発生しづらいという効果があるようです。

なお、瞑想を開始して間もなく、あまりにも雑念が多い時には、
まずは、サマタ瞑想をして、雑念を静めてから、ビパッサナー瞑想に移った方が
良いのではないかという受講生からの意見も出ました。