実は、最近山での遭難の動画をよく見ています。

世間ではポジティブシンキングの方かよいとよく言われます。

最近、TVで、ちょっと目にしたものが、娘のテストの点数が以前6点だったのが、今回8点になったというものでした。

確かに2点の上昇です。

ただ、冷静な人ならば、誤差でないかと考えますよね。

例えば、鉛筆を転がして、たまたま問題1つ正答したとしても2点増えるかもしれません。

鉛筆転がして、増えるようなことに対して一喜一憂している人がおかしいのです。


登山の話に戻りますが、

リスクが多ければ、それだけ慎重にならなければなりません。

リスクが少なければ、いくらポジティブになってもいいでしょう。



結局はリスクの見極めが重要です。

リスクの見極めができないポジティブシンキングは、自滅でしょう。

非常に簡単に言えば、高校で習った期待値です。

どうもポジティブシンキングをあおる人たちには、裏にあるリスクの重みを無視しているような気がします。