私には、2人の兄弟がいます。
一人は節約家で、一人は浪費家です。
浪費家の方は、それなりの収入があるので、浪費を楽しんでいます。
節約家の方もまた節約をして、ためたお金を何かに使って楽しんでいます。
今までは、節約が良しとされていましたが、スピ関係のことを聞くと
お金は自由に使うのがよしのようにされています。
しかし、贅沢な暮らしをしたいと思う人がいる一方、山で質素なキャンプ暮らしをしたいという人もいます。
自由につかうというのは、散財するということではないのです。
つまり、魂が使いたくないときにまで、散財するということではありません。
お金は、使わないと入ってこないなどという話があります。
その真偽はまだよくはわかりません。
ただ、自分の潜在意識が、ここにはお金を使いたくないと思っているものに
対して、無理にお金を使っても、それによってお金が入ってくることはないでしょう。
お金を使うか、それとも節約するかについては、魂の傾向にあると思います。
それを無理に変える必要はありません。
たぶん、節約の魂のある人は、皆が価値のないと思っていたものに価値を見出せる可能性があります。
いまは、もつ煮などは一般に受け入れられていますが、
昔は、内臓料理は、ホルモンとよばれ、
放るもんと呼ばれていたそうです。
だから、節約する人は、もしかしたら、安い材料で、おいしい料理つくる工夫ができる人なのかもしれません。
ひいては、皆が見向きもしなかったものに目をむけ、新たな価値が作り出せる人なのかもしれません。
それは、それで楽しいはずで、そのような使命がないはずがないのです。