世の中にいい人っていますよね。
いい人って、簡単にいうと、皆さんを幸せにしてくれる人でしょうか。
狭義で言えば、人当たりの良い人ゃ、なんでもいうことを聞いてくれる人になると思います。
実は、私の上司がいい人でした。
その人は、すごい技術者のでしたが、あえてその部署の管理部門を担当していました。
管理部門と言うと、物品の購買とか、決済をとったりすることです。
たまに、技術者が、上司に技術的なことで相談に来ていました。
自分をひくく見積もりすぎていませんか、ということを私は上司に言いたかったです。
それで、その人は、パワハラの事件に関与してしましました。
そして、上司は、私にもパワハラをしてきました。
そのひと曰く、上が支持してきたならば、それに従う。
上と一緒に処罰される覚悟はできているとのことでした。
どうも、パワハラについては、上からの指示だったようです。
指示されたからと言って盲目的に従うのは、法的にはアウトです。
ヒットラーの中間職も「自分は支持されたことに従っただけ」と
いうようなことを言ったらしいですが、
もちろん処罰されました。
私は、その上司について、どうしてこんなことを考えるようになったのかなぁと思いました。
結局は何が正しいか、正しくないかという考えを持たなかったからだと思います。
日本の社会は、自分で判断してはいけないという風潮がありまよね。
つまり、いままでの経験から、自分で判断しないのが正しいと思いこんでしまったのでしょう。
もし、自分のバックが強大な権力ならば、自分で判断せずに、それに従った方が得なことはあるでしょう。
でも、一企業の権力よりも、司法の権力の方が強大なこともあります。
どのような行動をとるにせよ、なにが正しいのかは常に、心においておく必要があります。