私は、昔明日のジョーのアニメを見ていました。

このアニメは、何が良いのかわからない人もいると思います。

宿敵、力石徹のあと、ジョーの前に出てきたカーロスリベラの存在は大きいと思います。

ジョーとカーロスはエキジビションをするのですが、

ここでの試合が、力石徹との試合を彷彿させます。

つまり、魂のぶつかり合いみたいなものです。

ここで、観客はボクシングの原点を見たして大満足するのです。


実は、これに近い試合を、女子プロレスで見つけました。

里村明衣子 vs 北斗晶 の試合です。

プロレスは、相手の技を受けるという、謎の暗黙のルールがあります。

相手の技をかわすことができれば、もっと勝機があるのにと思うこともしばしばです。

一方ボクシングでは、相手の技をかわすことは、当たり前に行われていますね。

つまり、プロレスでは、観客が相手の技を受けることを見に来ている、

そして、ボクシングでは相手の技をことも含めて、観客が見に来ている。

ということになると思います。


結局、だれが強いかということではなく、

観客がどうやったら喜ぶかということになっています。


私が言いたいのは、そのことによって本来ないはずの縛りが、

自分を縛っていないかということです。

本来は、その縛り以上やっても構わないに、自らの縛りで、

自分を動きにくくしていないかということです。