ラーメン二郎 横浜関内店 1-132
前回は“汁なしの麺ちょいマシ”を制覇したおいら。今回は“ラーメンの麺ちょいマシ”を食べよっと。えっ、ダイエットしたはずなのにどうしたかって?劇的にリバウンドですよ。この時は5月1日からまた苦しいダイエットを開始せざるをえないなんて想像もしていなかった3月30日(金)18:20。久々に結構な行列に接続しました。老若男女、様々な人々で大混雑。通りすがりのカップルから、「えっ、何々?この行列」「二郎だよ」「あぁ~あの野菜の山の?」「そうそう量の多いヤツ」「こんなに並ぶ、ふつう。マジウケる」という会話が聞こえた。本当ですよね。ラーメン一杯にこの行列。常識人であればちょっと目を疑う光景でしょう。そう、おいらは非常識人の一員です。看板前に到着したのは19:00過ぎ。「大ラーメン麺ちょいマシ」を申告したら食券機へと向かう。残念無念の「ネギ売切れ」、てか早くないっすか?ぶた増しが売切れていないので、そちらと怒りのニラキムチ×2をチョイス。あっ、別に怒ってなかったっす。食券を購入したら再び列に戻り、行列先頭のパイロン迄きたら今度は、入口スペースへと移動します。ここは4名。この場所の先頭は給水機の手前なので、水が必要な方は水を汲んで待機します。後は空いた席に順番に座っていくというのが関内のシステム。席に着いたらまず最初に行うこと。それは食券をカウンターに置くこと。特に意味はありませんがニラキムチの食券2枚で大ぶたの食券を挟んでみました。大ぶた(840円)とニラキムチ(80円)とニラキムチ(80円)で合計1,000円です。後で出てきますが、1,000円でこの量の食事ができればコスパ的には申し分ありません。逆に感謝です。そうこうしているとコール確認です。「ちょいマシの方、ニンニク入れますか?」ニンニク少なめ/野菜/アブラ/ベニマシぶたを増しているので野菜はマシに抑えました。先日ネギの時に書いた順番ですが、ニラキムチだと、麺<野菜<アブラ<ニラキムチになるのです。ネギの時もこの順番の盛り付けが良いなぁと思ってしまうおいらがいます。本日の最初の主役はぶた。この量、圧巻ですね。ラーメン二郎には、麺とスープを一番に重きを置く派のおいらは、ぶたの重要度がやや落ちます。なのでぶたダブルとなると少々キツイ。この日のぶたは、とろっとろのとろっとリアン。歯茎でも噛み切れる極軟らか仕上げ。一般的な関内ファンの方が泣いて喜ぶ、@神ぶた。全5枚中1枚は端ぶた。これだけたくさんあると一気に2枚くらい食べちゃいます。途中でも食べたり、最後に1枚残すことも可能。色々な楽しみ方ができますし、遠慮もいらないのがステキ。少なめのニンニク。いつも通り後で勝手に混ざってもらいましょう。こちらも後半戦に向けての口内洗浄要員。この酸味がたまりません。朱に色付く麺や野菜を見るとちょっと身体に悪いかなと最近思うけど、やめられない止まらない(笑)。本日二番目の主役はニラキムチ。ダブル(×2)にしましたが、それほど量は多くないかな。100円でたっぷりの方がいいのか?80円でこの量でいいのか?ちょっと判断をしにくいかなとは思いますが、ニラキムチの支配力は結構強いので、少量で80円が正解なのかもしれませんね。5月からまたダイエットを始めたので、今年こそぜひウォーキングで野山商店を目指そうと思います。※野山商店:ニラキムチの仕入れ先で、横浜関内店で修業をしていた湘南藤沢店・亀戸店のご兄弟店主のご両親が経営している店舗いつも通りの、微乳化スープは甘みたっぷり。みりん風調味料の甘みとバラ肉からくる甘みと背アブラの甘みなどなど様々な甘み要素がスープの土台を形成しています。それに、豚ダシの旨味・グルエースの旨味、カエシの塩味(えんみ)が一体となって仕上がる横浜関内店のスープ。おいらが本格的に通い始めた2015年からはこの味がベースですが、以前は甘みが控えめだったよう。やはり日々味を変化させているのですね。10年後の関内のスープはしょっぱい系にシフトしているとか、非乳化スープになっていたりして(笑)。本日三番目の主役は麺。麺ちょいマシだけあって、啜っても啜ってもどんどんあふれ出す麺。ていうか関内のラーメンは若干スープが少なめなので、スープからはみ出る麺の量が尋常ではない。平打ちストレートな硬めの茹で加減は、小麦の風味良く極上な麺。太縮れ麺が一般的なラーメン二郎界でも少し異色でありますが、一般的な麺を食べたければ他店に行けばいいこと。今宵はニラキムチが大量にあるので一緒に喰らったりします。んまい。なかなか丼の中の麺がほぐれない(密度が詰まって上手く麺を引っ張り上げられない)ので、今さらながらの天地返しからの全体を撹拌します。ここで、ニンニクもベニショウガも全体に混ざっていきます。麺がほぐれたらラストスパート。コクや酸味が加わった丼の中はまた別の味わいが広がっていきます。うん、うん美味いなぁ。ということで本日も大満足で完食です。やはりニラキムチWの影響か、トウガラシを使っていないのにスープが赤く色づいていますね。インスパイア系ならスープ自体辛くしたりするのでしょうけど、横浜関内店は頑なに“ラーメンと汁なしのみ”。周年祭の時に唯一「味噌味」が提供されるだけ。これだけ高速回転で出入りの激しい店舗で複数のメニューは回転率を落とすだけなので採用されないという別の理由もありそうです。でも、それでもたまに、塩味・つけ麺・辛いスープだったりを食べてみたいなぁなんて思ったりしてしまいます。野猿うらやましいなぁって。月限定とかやりませんかね?無理か(笑)。twitter @june14_gimlet