アイルランド人夫との出会いは、自分で言うのもちょっと恥ずかしいですが、かなり運命的なものでした。
当時、カリフォルニア州で学生をしていた私は、学校の単位の為にインターンシップをすることになりました。友人の紹介でアメリカ人が経営する輸出入の会社でタダで3ヶ月ほど働かせてもらうことになったのでした。
アメリカの会社で働いたのはこれが初めてでしたが、一般事務はもちろんのこと、海外の輸出入会社にメールやFAXをして取引先を見つけて来たり、商品のサンプルを取り寄せたりといった仕事が主でした。
仕事を始めて2〜3週間が経った頃、同じ会社で働いていた上司(30代の超イケメン!)に、「週末にパーティーがあるから、お友達を誘って是非おいでよ〜!」とお誘いいただきました。この上司、若いのに実は結構やり手のビジネスマン。この輸出入会社で副社長をする傍ら、イベントプランニングの会社も副業で経営していたんです。
2月上旬くらいに主催されたこのパーティーは、ニューオリンズのお祭り「マルディグラ」にちなんだパーティーで、ドレスアップしてマスクを着用とのこと。その当時は貧乏学生をしていた私は、もちろんパーティーに着て行くドレスなんて持ち合わせていませんでした。
パーティに行くかどうか迷っていると、当時アパートでシェアしていた優しい年上のルームメートが「ドレスは私のを貸してあげるから一緒に行こうよ。」と言ってくれました。マスクはその辺のパーティーストアで安いのを買って、ルームメートの彼にパーティー会場まで車で送ってもらえることになりました。
パーティー会場に着くと、そこは1000人くらいが収容できる程のナイトクラブ!![]()
来ていたのはビジネス関係のゲストばかり。会場はうす暗かったけど、見るからに30代〜40代のおじさん、おばさんばかりでした。(少なくとも私にはそう見えた。)
当時20代前半のお子ちゃまだった私は、完全に場違いな所に来てしまった気分でした。
でもまあ、これも社会勉強だと思い、カクテルでも飲んで踊って帰ろうかと思っていた矢先、突然若い男性の二人組が現れたのでした。
一人は長身のイケメン、一人は童顔のかわいらしい系の白人男性。当時はイケメンよりもかわいらしい系の男性の方がタイプだった私は、すぐに童顔の男性の方に近づいて行きました。
話しかけて見ると、その男性は20代後半のアイルランド人。![]()
最初はシャイだったその男性は、話していくうちにすぐに打ち解けて、自分でもびっくりする程お互いに意気投合! なんだかと〜っても楽しいパーティーとなったのでした。♬
その後はすぐ隣にあったアイリッシュパブに移動して、2次会が始まりました。私のルームメートの彼がお迎えに来ることになっていたので、その後はすぐに連絡先を交換してお別れしました。
これが後の私の旦那様となるアイルランド人の彼との出会い。
このパーティーに誘ってくれたイケメン副社長さんは元より、ドレスを貸してくれて一緒にパーティーに行ってくれたルームメートには感謝してもしきれないくらい。本当に感謝しかありません。だって、この影の立役者である二人がいなかったら、夫とは出会うことも結婚することさえなかったはず。
あ、あとインターンシップを紹介してくれた友人にも感謝しないとなぁ。
これは後で聞いた話ですが、夫はこのパーティーには全く行く予定がなかったそうです。当時の夫のルームメートだったもう一人のアイルランド人から、どうしても行きたいと誘われて渋々ついて来ただけだったのだとか。もしこの時、ルームメートの彼が夫をパーティーに誘っていなかったら、私たち夫婦は今こうして一緒にいることはなかったと思います。
運命って本当にあるんだなぁ〜、ってつくづく思わされる出来事でした。