今回は、アメリカで国際結婚する場合の簡単な流れをご紹介したいと思います。
1. マリッジライセンスの取得
まず、マリッジライセンスとは、カウンティーの役所(シティーホール)で発行される結婚するための許可証のことで、アメリカで結婚するカップルは必ず取得する必要があります。
要は管轄のお役所に「結婚する許可をしてください。」と申請して、「結婚してもいいよ!」と許可してもらってようやく結婚をすることができるのです。
*このマリッジライセンスを取得しただけでは、結婚した事にはなりませんのでご注意ください。
また、ライセンスには有効期限があり、有効期限以内に結婚しなかった場合は無効。(ちなみにカリフォルニア州の場合は、申請したその日に取得が可能で、ライセンスの有効期間は90日まで。)
申請には当人が必ず出頭し、それぞれのパスポートと運転免許書などの身分証明書の提示が必要です。州によってマリッジライセンス取得にかかる費用、期間、および有効期限が異なりますので、管轄のシティホールのサイトで必ず事前にご確認ください。
日本では女性は16歳から結婚が認められていますが、アメリカでは男女共に18歳以上でないと結婚できませんのでご注意ください。
マリッジライセンスの取得にあたり、ある一部の州で血液検査が義務付けられているところもありますが、カリフォルニア州では婚姻の為の血液検査はありません。また、カリフォルニア州外の住人でも結婚することができます。
【申請に必要な書類】
- 写真付きID (免許、パスポートなど)
- 出身の国によっては、出生証明のコピー
- マリッジライセンスの申請料 (一般的に$45〜$100で、ほとんどの場所でクレジットカード、ATMカードでの支払いが可能。現金のみのところもあり。)
- マリッジライセンスの申請書
2.結婚式を挙げる
マリッジライセンスを無事取得できたら、今度は結婚式を挙げましょう!
教会の神父さん、またはシティーホール内にある裁判所の裁判官のもと結婚の誓いを立てて、マリッジライセンスに署名をしてもらいます。
通常、教会の神父さんによるものがいわゆる一般の結婚式で、日本のように籍だけ入れるような簡易的な結婚式を希望する場合は、シティーホールでの結婚式になります。
シティーホールで結婚する場合は、特にウェディングドレスを着る必要はありませんが(着て来るカップルも結構います)、一応裁判所なのでそれなりのよそ行きの格好で出かけられるのが良いと思います。
ちなみに、どちらの結婚式も要予約となっています。簡易的な結婚式だと思って突然シティーホールに現れても、すぐに結婚式を挙げる事はできませんのでご注意ください。(予約無しに結婚式を挙げたい場合、シティーホールで2時間以上並べば、当日枠に入れてもらえる場合もあるそうです。)
また、どちらの結婚式にも証人(立会人)2名の署名が必要になります。アメリカの結婚式の場合は、ベストマン (新郎の親友や兄弟) とメイドオブオーナー (新婦の親友や姉妹) がマリッジライセンスの証人の欄に署名をするのが一般的です。
3. 署名入りのマリッジライセンスを提出する
結婚式の後、神父さんまたは裁判官による署名入りのマリッジライセンスをシティホールに提出します。教会で結婚した場合は通常、神父さんによってシティホールに郵送されますが、シティーホールで結婚式を挙げた場合は自分たちで提出しなければならない場合もありますので、管轄のシティーホールに事前にご確認ください。
また、署名入りのマリッジライセンスの提出期限は、州によってまちまちですが通常結婚してから3日〜10日くらいとなっています。期限内に提出しなかった場合は、マリッジライセンスは無効となりますので、事前にご確認の上くれぐれも期限内に提出するようにして下さい。
ちなみに、カリフォルニア州では10日以内に提出する事が義務付けられています。
4. マリッジサーティフィケートのコピーを取り寄せる
マリッジライセンスを提出してから1週間くらいで、新しいマリッジサーティフィケート(婚姻証明証)を取り寄せることができます。マリッジサーティフィケートの申請料金は州により異なりますので各自でご確認ください。
この後、アメリカの永住権申請、日本の戸籍の変更や、パスポートの別名併記などに必要となりますので、出来たら4部くらい取り寄せれば十分かと思います。(4部取り寄せが可能なシティーホールと2部までに限定されているところがあるようです。)
この後は、永住権の申請手続きに入る前に各所に名前変更の手続きをします。