上書きブギ。 | デュアンの夜更かし

デュアンの夜更かし

日記のようなことはあまり書かないつもり。

アップデートされていきますね、我々の頭の中なんて。次々に。
されていきます。

ちょっとおもたい内容の小説を読んでいたのです、こないだまで。
その期間は、頭の中には、その小説がもつ、なんともいえないおもたい、ダークな膜が張っていたようにかんじられた。
そのせいで、かな、その期間、基本的に何事においてもシリアスだった。ひとりシリアス。

しかし、このたびのほほんとした物語を読みはじめた。
するとどうだ、一気にアップデートされた。
頭の中にはもうのほほん膜が張られた。
そして日常生活にも影響。
世界の歩みがのろくなったようにかんじられる。
シリアスとはまったくの正反対な世界。

なんと単純な。

でもこんなふりまわされ具合いがちょっとたのしくもおもえます。