ほとんど何もできてない気がする。
やるべきことが山積みなのに。
その『やるべきこと』というのは考え方によれば『別にやらなくてもいいモノ』だったりするから厄介だ。
自分に甘いボクはすぐそこに付け入ろうとする。
すぐ甘えが生じて。
そして自分で選んだ選択肢に後でたまらなく嫌悪感を覚えるからほんと厄介だ。
時間が流れているのは知っている。
早すぎもせず遅すぎもせず、ただひたすら一定のリズムで、この上なくリアルに。
止まってほしいと願っても、早く過ぎてほしいと願っても、冷酷なほどリアルに。
かと思えば、楽しい時間は早く過ぎて、退屈な時間ほどゆっくり過ぎる。
究極のあまのじゃくは『時間』なんじゃないか。
従順なときもあればすごく憎たらしいときもある。
いちばん正確でなければならないはずなのに、そうでなかったり。
かと思えば、やはり必要以上に正確だったり。
気まぐれか。気まぐれベイベーかお前は。猫みたいなやっちゃな。
時間に追われているような気がする。
この感覚は、もうずいぶんと、何年も前から。
でも『切羽詰まっている』感が出て案外良いのかもしれない。
良い・悪いは結果論でしか言えないが。
この『猫』とは上手に付き合っていかなくてはならない。