2006年、夏、深草。 | デュアンの夜更かし

デュアンの夜更かし

日記のようなことはあまり書かないつもり。

以前に書いた内容のアンサー的な内容になるけど、やはり自分は貪欲に勝利を狙うよりも無欲の勝利的な姿勢でいることの方が相応しいと思う。

なんていうか、勝負ごとならもちろん貪欲な姿勢で勝利を狙っていくだろうが、んー、精神的なことというか、私的なことというか、上手に言えないけど、まぁ勝負ごと以外の場では、あくまでも無欲に近い状態でいようと思う。

その方が気楽にいれて頭にも体にもいいことのような気がする。


無欲と言い切っては少しニュアンスがちがってくる。

『多くを望むのはやめよう』という姿勢。

これは半ば『あきらめ』とも取れるが、案外そんなに悲しいモノでない気がする。

『現実と向き合う』ということなのかもしれない。

自分の理想とギャップのある現実に直面することは失望以外の何物でもないと思っていたのだが、あー、それは今も変わらないけど、あきらめて向かい合うこともできそうだ。

あきらめを持っている分、『あーやっぱりな』と『やはりあきらめ』ることができて、ダメージもさほどない。感じなくなっただけなのかもしれないが。


そこを超えた先には、漠然とだが『失望・悲しみ・その他諸々』といったようなマイナスな世界だけでなく、プラスではないが、そう悪くない世界もあると思った、ただなんとなくだけど。


こうやって少しずつ変わっていく。

幹となる部分は変わらないだろうけど、枝葉となる部分は変わっていく。

それでいいと思う。悲しくなんか、ない。


永遠でありたいと思うのは野暮でしょうか。全能でありたいと願うのはエゴでしょうか。