年を取ると涙もろくなるとはよく聞きますが、私もご多分に漏れず何年か前から涙腺がすぐ崩壊するようになりました。
この本、特に下巻の中盤以降は数ページ置きに涙ぐみながら読み進めていました。
2026年の箱根駅伝は母校の下馬評がよかったこともあって、往路スタートから復路ゴールまでテレビで見届けました。
その後に放送された「完全密着!箱根駅伝~204台のカメラがとらえた歓喜と涙の舞台裏~」も。
母校が最多出場・最多優勝回数を誇る駅伝の名門だったこともあって、在学中から箱根駅伝は毎年気にしてきました。
在職中には周りに出場校出身の人が何人かいて、仕事始めの日には必ず話題になっていました。
とはいえ以前はTVのチャンネルは合わせていても、経過と結果を気にしていた程度でした。
そんなとき、毎回視聴しているBSよしもとの番組「東野山里のインプット」で私にも改めて箱根駅伝がインプットされました。
そんなこともあって、2026年の箱根駅伝をじっくり観ることにもなったわけですが、さらにその後の特番で、この本を原作としたドラマが大泉洋主演で放映されることを知りました。
[俺たちの箱根駅伝/日本テレビ系列で2026年秋放送]
そんなわけで、書店へ向かいました。
最初に行った書店では下巻しかおいてなくて、店員に尋ねると上巻だけが売れたとのことで「そんな買い方する人おるんや…」と思いましたけれど、次に行った書店で無事上下巻を購入しました。
ただドラマ化されるというだけで買ったので、内容に関する予備知識はまったくないままでした。
この本は2024年4月に上下巻が同時に発売され「箱根駅伝本選を目指す予選会から本選の上巻と、箱根駅伝本選の下巻」という構成。
描かれているのは箱根駅伝を中継するTV局と関東学生連合チーム。
どこまで事実に忠実に描かれているのか不明ですが、かなりの臨場感と細かい描写によってグイグイ引き込まれました。
おそらく相当綿密に取材されたのではないかと思います。
母校を贔屓したいのだがという懸念はありましたが、読み始めると物語は架空の大学から始まり、母校は大会に出ているだけということで、余計な心情を排して没頭することができました。
結論:面白かった
これは大会前に読むべきだったと思っても後の祭り。
今年の秋のドラマを楽しみにして、次回の箱根駅伝をまた楽しもうと思います。
