洗濯と掃除を済ませ、
久しぶりに偽ルンバを走らせて、
午後から外出
行先は「山里亮太の140」神奈川公演~この街に染まりたくて~
の開催地、横浜にぎわい座 芸能ホール
まずは昼食を近所のお食事処で
たまに来る店で、そのたび何かしら引っかかる
先日もそう
16時前という時刻に行った私にも原因はあるのだろうが、
[営業中]の看板を出しているにもかかわらず店内に誰もいない
店が広いものだからまあまあ大きな声で何度も呼びかけてようやく店員が出てきた
頼んでから定食が出てくるのもいつもより時間がかかって、
温いお茶、温い味噌汁、熱々のおかず、少し乾いたご飯
となかなかのフルコース
それでもまたここに来るのは、このあたりには他に無いから
それで今日もここに来たのだが、
この店には畳敷きの座敷部屋があって、集会・宴会が出来るようになっていて、
私が行った時には10名弱の団体が入ったばかりだった
これは堪らんと向こうより先に注文して事無きを得た
あちらの後に注文したら、いつ出てくるか予想も出来ない
そんなにマルチタスクが得意な感じではなかったので
無事に唐揚げ定食を平らげ電車移動
京急線で横浜、そしてJR根岸線に乗り換えて桜木町
Xで「根岸線はどこ?」というポストがあったので、わかりにくいところにあるのかな?
と思っていたが、改札入ってすぐのところにあった
そういうことではなかったことが後でわかるのだが、
根岸線がJRであることに気付かないと迷子になる、それはそう
桜木町に着いて、会場へと向かう
場所を確認し、開場までまだ時間があったので、近場で喫煙可能なところを探してみた
(お?タバコの匂いがするな、喫煙所があるのかな?)
と匂いのする方へ行くと、小さな公園のような場所でオジサンがタバコを吸っている
(ここは喫煙可なのか?)
と辺りを見回しても[喫煙所]の看板や掲示もなく、灰皿もない
他をあたることにした
グルっと一回りしたが別の小さな公園のような場所でもオジサンがタバコを吸っていた以外、見当たらない
タバコ屋で訊いてみたら
「皆さん、裏の公園とか、少し先のコンビニの前とかで・・・」
え?この辺って、それアリなの?
諦めることにして、会場の2階にある情報コーナーを覗いてみることにした
主に落語などの資料が展示されていて、
特別展として「宝井琴鶴 神奈川をよむ シリーズ第八弾」関連展示『太田道灌』という企画も行われていたのだが、
2階に上がるとその先に階段に[入場待機列 最後尾]の看板を掲げたスタッフが1人
この看板を見ると習い性で行ってしまう
開場30分前から並び始めてしまった
開場すると、そのまま東京公演では行けなかった物販コーナーへ向かい、
パーカーやら何やらを購入
気恥ずかしかったが付箋にも何やら書いて貼付
※どういうことかは…まあいいでしょう
この会場の席番は五十音順で、前からあ列、い列、う列
私は「お列」で、前から5列目だった
汚列みたいでヤだな、苛烈や亀裂、破裂や卑劣もどうかと思うな、
などと考えていると開演
根岸線を見つけられず結局横浜からここまで歩いてきたという山里氏が会場のどこからか入場
どうやら背後から入場したらしいが、
立ち上がったりせず、行儀良くという意識が働き、
首を回すぐらいでは見つけることは出来ず
拍手をしながら横に現れるのを待った
右側、数メートル先に現れた山里氏は大きかった
外寸は承知していたが(うん、大きいわ)という感想
公演では山里氏が
普段、私がやりたくても出来ないことをやって、
普段、私が言いたくても言えないことを言って、
それをお笑いに変えて話してくれたり
ここでしか聞けない話ばかりを一気に3時間弱
あっという間だった
そして何より私の心が軽くなっているのがわかる
メンエスに行くと帰路の身体が軽くなっているように
この公演の帰路、私の心が軽くなっているのは、カタルシス効果と言っていいと思う
来る途中の電車内でスマホを見ていたらXでタレかつを見かけて、
そういえば以前のBAR赤眼鏡のチャットで表参道の新潟ショップが閉店していたというコメントを見かけたが、
本当に閉店してしまったのか、
あそこにタレかつはあっただろうか、
と調べてみたら本当に昨年末に閉店していた
今年の5月に今度は銀座にオープンするらしい
そんなことがあったので、
駅に向かう途中の交差点横にあったとんかつ屋に「タレかつ」の文字を見かけて衝動的に入店
タレかつを食べた
店内には「囲碁将棋」のラジオ番組のサイン入りポスター
その上に設置されたテレビでは「令和ロマン」「サルゴリラ」「ミルクボーイ」
なんだろう
すっかりお笑いファンになったような
そんな錯覚を起こす
さて、食後の一服は駅前の喫煙所で
と思い、案内表示にある喫煙所マークのところへ向かった
マークの場所へはこういくのかな、とあてずっぽうで歩いていたら
喫煙所はその道の対岸にあって、
分離帯の植樹やらバス専用通路やらをずかずかと渡っていけばすぐなのだが、
「山里亮太の140」神奈川公演帰りの1人としては、やたらな行動は慎まなければならない
と、駅前広場をぐるっと大きく回り込んで喫煙所に辿り着いた
遠くに観覧車が見える
Manic Street Preachersの「Motorcycle Emptiness」のMVに出てきた観覧車
そしてあの子と初めてデートして乗った観覧車
そういえば、そこのエスカレーターで初めて手をつないだっけ
タバコを2本吸ってその場を離れた
寒かった