長年の課題「飲酒」
メンタルが不安定なときこそ、本来なら真っ先に意識したいのは「お酒を飲まない」こと。
それなのに実際には、不安定だからこそ「つい飲んでしまう」…そんな矛盾を長年抱えてきました。
お酒との付き合いは、もう人生の半分になります。
家では両親が晩酌を楽しみ、友人関係でもお酒のある場が多く、気づけば私自身もその環境に心地よさを求めていたのだと思います。
30代の頃は、「月曜と木曜は休肝日」と決めていました。
とはいえ、それ以外の日には制限なく飲んでいたので、翌朝お酒が残っていることもよくありました。焼酎などの強いお酒を日常的に飲んでいた時期です。
40代に入り、仕事が少し落ち着いた頃、「このままじゃ人生を有意義に過ごせないのでは」とふと感じました。
思い切って、日曜日から木曜日までは飲まない習慣に切り替えてみると、意外と続けられたのです。やはり、習慣の力は偉大ですね。
でも、また環境が変わり、仕事が厳しくなった時期(だいたい毎年4月〜8月)は、毎日飲む生活に逆戻りしてしまいました。
仕事が落ち着くと、平日は飲まなくなります。ここ最近では、この繰り返しです。
「飲まないとやってられない」——そんな気持ちになって、1日の終わりが「飲んで痛みを忘れる時間」になってしまっていました。
最近、特に週末の飲酒の翌日には、二日酔いこそないものの、指先までむくみ、それがなかなか引かない。
総じていうと、「飲んで気分が良くなる」よりも、「翌日がきつい、だるい」という印象が強くなってきています。お酒のメリットが、以前より確実に小さくなってきているのを感じます。
心療内科の先生にも、お酒の話は聞かれました。
「飲酒は“元気の前借り”ですからね」という言葉が、胸に残りました。これは依存症研究の第一人者・松本俊彦先生の言葉でもあります。
これから、平日は飲まないことに決めました。
それは、仕事を続けるためではなく、自分の人生の時間を、できるだけ健康に、クリアな心身で過ごしたいからです。
もし、それでもメンタルが落ちたり、改善が見られないようであれば、仕事を辞めてもいいと思っています。無理はしません。
お酒の香りや喉ごしは確かに好きです。
体力的にも、精神的にも、“ほどほど”がちょうどいいのでしょうね。