ブログを毎日更新する為に今日のラーメンニュースというコンテンツを考えました。その為にSNSで閉店情報を検索する日々ですが、閉店情報が溜まる一方なので、重要な閉店情報をここで紹介したり、一か月の閉店数をまとめるなどして、月ごとの傾向をまとめています。

 なお、ここで「閉店した」とする店舗は「閉店したと判断した」店舗となります。期間限定店舗の営業終了や移転による閉店、リニューアルを伴う店名変更を含みますが、期限を区切った休業は含まれません。実際に閉店しても確認できない店がある事と、閉店店舗数は2024/6/4現在で、今後増える見込みである事はご了解ください。

1.2024年5月に閉店した店舗数

ラーメン提供店合計:198軒
 ラーメン店:126軒
 ラーメンチェーン:18軒
 中華料理店:26軒
 中華料理チェーン:1軒
 食堂など:27軒

 5月初旬時点での4月分の閉店店舗数が「139軒」だったので、前月よりかなり増加しています。4月末の閉店予定店舗がGW終了まで延長したりするケースや、それまで人気だったラーメン店が突如閉店するケースがあったからかもしれません。個人店のラーメン店の閉店が増え、中華料理店の閉店数は減少しています。


 ちなみに現時点で、前月(2024年4月)に閉店した店舗は182軒で、4月初頭の軒数から43軒増えました(4月での閉店が5月に確認された分です)。また、前年同月(2023年5月)に閉店した店舗は309軒で、前年同月比も減少しています。

2.2024年5月に閉店したチェーン店

 5月に2軒以上閉店したチェーン店は以下の通りです。

2軒:一風堂、スガキヤ(寿がきや)、リンガーハット

 閉店店舗が多く出る予定の幸楽苑、5月は動きなしでした。他に「森井」「ポッポ」「じげもんちゃんぽん」「日高屋」などに閉店店舗がありました。

3.2024年5月の主な閉店店舗

 5月の閉店で話題になったのは、八王子市の「ほっこり中華そば もつけ」でした。人気店がご主人の体調不良による閉店を決断した為、公表直後から大行列。整理券制にするもその配布時間をめぐっての混乱もありました。


 東京では、日比谷の集合施設「ラーメンアベニュー」が閉館。「てつや@高円寺」「とくや@御茶ノ水」「担々麺ここから@三軒茶屋」「エニシスタンド@御徒町」「しおの風@竹ノ塚」「藤参@三田」が閉店しました。神奈川では「はせ川@新大津」「中華めんくい@港南台」、埼玉では「大黒屋本舗@春日部」が閉店。千葉では「くろ川@松尾」「富士屋@姉ヶ崎」が閉店し、「ぐうらーめん@東金」「黒潮拉麺@館山市」が移転しました。群馬では「ともや@高崎市」、茨城では「必道@つくば市」が閉店。栃木では「ら麺屋@宇都宮」が閉店。「和風ピンポン竹末」は、岐阜県への移転を発表しました。
 

 北海道では、「100日で閉店する」と掲げて開店した「濃豚@函館市」が予告通りに閉店。札幌市では「てしお川」「味の鈴蘭」が閉店し、あさひかわラーメン村の「いし田」も閉店しました。青森の「ラーメンワールド」、盛岡の「銀河辣麺堂」、秋田では新店の「若杉商店」が閉店しました。仙台市の「酔麺」、山形県酒田市の「三日月軒高砂支店」が閉店。「らーめん岳」からリニューアルした、いわき市の「中華そば 岳」も閉店しました。石川県野々市市の「國禄商店」、甲府市の「がんちゃ」、名古屋市の「唐変木」が閉店しました。
 

 大阪市では「くそおやじ最後の一振り」、神戸市では「カニ蟹crab noodle三宮」が閉店。「みそラーメンさつき」は、ご主人が亡くなられて閉店しました。松江市の「塩名人」が閉店し、3店舗すべてが閉店しました。徳島市の「麺匠狸一」、愛媛県松山市の「麺小町」、内子町の「えん」が閉店。福岡市では、中州の「博多大砲ラーメン本店」が閉店。沖縄県宜野湾市の「三角食堂」も閉店しました。